内容説明
政治的には無力だった江戸時代の天皇がなぜ幕末に急浮上したか。後水尾、霊元など学問や和歌を奨励した天皇は将軍に対抗して権威を高め、光格天皇は天明の飢饉の際に幕府に救い米を放出させた。孝明天皇が幕末、政治権力の頂点を極めるまで天皇はどんな役割を果たし、実質的な君主に変貌したか明らかにする。
目次
第1章 江戸時代天皇の成立―後水尾天皇の時代
第2章 江戸時代天皇の確立―霊元天皇の時代
第3章 江戸中期の天皇・朝廷―安定と不満
第4章 江戸時代天皇の諸相
第5章 朝幕関係の転換―光格天皇の時代
第6章 幕末政争と天皇の政治的浮上―孝明天皇の時代
出版社内容情報
無力だった天皇がなぜ幕末に急浮上したのか自らの進退も幕府の承認を必要としたが形式的には日本の君主だった天皇。なぜ幕末に高度な政治的権威を帯びたか、江戸時代の天皇の役割と歴史経過から解明する。



