空あかり 山一證券“しんがり”百人の言葉

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空あかり 山一證券“しんがり”百人の言葉

  • 清武 英利【著】
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  • 講談社(2017/11発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 336p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062208611
  • NDC分類 338.17
  • Cコード C0036

出版社内容情報

山一證券の自主廃業から20年。会社の最後を看取った社員たちは、何を見、どう生きてきたのか。会社とは? 仕事とは? 人生とは?会社は消えても、社員の人生は続く。
1997年11月の山一證券自主廃業から今年で20年。多くの社員が再就職をしていくなか、最後まで会社に残って破綻の真相究明や清算業務にあたった後列の「しんがり」社員を中心に、同社の社員100人を取材。彼らはあれから20年、どんな言葉を支えに、どう生きてきたか。市井に生きる人々の何気ない言葉が胸を打つ。
清武氏の代表作『しんがり 山一證券 最後の12人』の感動再び。

第1章 明日がある
第2章 我が道を行く
第3章 「しんがり」は生きる
第4章 背負って生きるということ
第5章 仲間のぬくもり
第6章 闘っているか
第7章 自分に区切りをつけにきた
第8章 逆境をバネに
第9章 モトヤマはいりませんか?
第10章 打たれても
第11章 人生を生き直す
第12章 他人と違う喜び
第13章 思い出という支え
第14章 負けるもんか
第15章 家族がいるから


清武 英利[キヨタケ ヒデトシ]
著・文・その他

内容説明

100人の元山一社員が実名で登場!銀行、証券、飲食店経営、役者、脚本家、公務員、医師、キャスター…WOWOWでドラマ化された感動の名著『しんがり』のその後。

目次

明日がある
我が道を行く
「しんがり」は生きる
背負って生きるということ
仲間のぬくもり
闘っているか
自分に区切りをつけに来た
逆境をバネに
元社員のプラットホーム
女の反骨
人生を生き直す
他人と違う喜び
明日のための記憶がある
負けるもんか
家族がいるから

著者等紹介

清武英利[キヨタケヒデトシ]
1950年宮崎県生まれ。立命館大学経済学部卒業後、75年に読売新聞社入社。青森支局を振り出しに、社会部記者として、警視庁、国税庁などを担当。中部本社(現中部支社)社会部長、東京本社編集委員、運動部長を経て、2004年8月より読売巨人軍球団代表兼編成本部長。11年11月、専務取締役球団代表兼GM・編成本部長・オーナー代行を解任され、係争に。現在はノンフィクション作家として活動。著書『しんがり 山一證券最後の12人』(講談社+α文庫)で2014年度講談社ノンフィクション賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のっち♬

115
廃業で否応もなく転機を迫られると、人間は大抵のことが出来るとモトヤマの人々は証明している。男性の多くは金融業界に残った一方で、男性優位に嫌気がさした女性たちはあらゆる職業に散らばった傾向が見られる。家庭で揉めた様子はあまりない、元々社内結婚が多くて辛さを理解できるのが一因かも。転職に行き詰まったら助け合うのもモトヤマの美徳だ。そこには他では律儀過ぎて浮いてしまっても、廃業の経験をバネにできる気概への強い信頼がある。人の山一のプライドはこうして後世に受け継がれていくのだろう。ドラマ化の宣伝意図を所々感じた。2023/11/13

きみたけ

57
著者は、山一證券破綻当時に読売新聞社会部長、その後読売巨人軍球団代表兼編成本部長を経験した清武英利氏。(私の中では巨人のイメージが強いです)山一證券破綻に関してすでに2冊の本を執筆しており、書き漏らした約200人の「清算社員」の苦しみ、女性社員や妻たちの物語、社員たちの再起の行方を追った一冊。清算業務センター長だった菊野晋次氏から送られた当時の清算業務記録が綴られた大学ノートをもとに、元社員たちへのアンケートも交えて書き綴ってます。300頁超で読み応えありですが、モトヤマの心の叫びが伝わりました。2023/11/09

Yunemo

31
2013年12月に「しんがり」読了。山一破綻から20年が経ったのですね。当時の金融破綻を目のあたりにして、もう日本の再生は無いんだ、とのネガティブな想いにかられたことを思い出して。本作の102人の想いにふれて、自身だったら、こうまで生き残れていないのじゃないかな、なんてことを心の内で想います。挫折の記憶を掘り起こして言葉にできた、ある意味吹っ切れた方々の想い、なのでしょうが、吹っ切れずに埋没してしまった方々がどれほどいるのか。ただただ、働くことは、人生の意義を確認すること、こう言って振返られる強さに敬服。2018/01/28

おいしゃん

28
山一證券倒産時に、最前線にいた百人による回顧録。経営陣への怒りはあっても、会社自体や同僚には未だに愛着持つ人がほとんどで、「人の山一」であったことを強く感じさせる。2022/03/13

楽駿

25
川崎図書館本。「しんがり」の関連本。金融再編の序章が、北海道拓殖銀行と山一證券の破綻だった気がする。ずっと、金融関係の末端でお仕事してきましたが、私の在籍していた信販会社も自主廃業した事があり、尚更に、興味深く拝読しました。常識的におかしな事が、まかり通っている会社は、やはり、存続はできないだろうって、言うのが、正直な感想。破綻をマイナスと思わず、前を向いた人には、それなりの道が開けたことが、何より嬉しい。自分自身で、道は切り開くしかない。その覚悟は、破綻のおかげで、私もできたもの。2018/03/24

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