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水底の棘―法医昆虫学捜査官

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  • サイズ B6判/ページ数 345p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062190527
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

【著者紹介】
1970年、福島県生まれ。文化服装学院服装科・デザイン専攻科卒。服飾デザイン会社に就職し、子供服のデザイナーに。デザインのかたわら2007年から小説の創作活動に入り、2011年、『よろずのことに気をつけよ』で第57回江戸川乱歩賞を受賞して作家デビュー。その後発表した『147ヘルツの警鐘』と『シンクロニシティ』の「法医昆虫学捜査官シリーズ」で、日本では珍しい法医昆虫学を題材にして注目を集める。近著に『桃ノ木坂互助会』。

内容説明

水死体からも「虫の声」は聞こえるのか!?第一発見者は、法医昆虫学者の赤堀涼子本人。東京湾の荒川河口で彼女が見つけた遺体は、虫や動物による損傷が激しく、身元特定は困難を極めた。絞殺後に川に捨てられたものと、解剖医と鑑識は推定。が、赤堀はまったく別の見解を打ち出した。岩楯警部補はじめ、捜査本部は被害者の所持品から、赤堀はウジと微物から、それぞれの捜査が開始された!

著者等紹介

川瀬七緒[カワセナナオ]
1970年、福島県生まれ。文化服装学院服装科・デザイン専攻科卒。服飾デザイン会社に就職し、子供服のデザイナーに。デザインのかたわら2007年から小説の創作活動に入り、2011年、『よろずのことに気をつけよ』で第57回江戸川乱歩賞を受賞して作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダイ@2019.11.2~一時休止

193
法医昆虫学捜査官その3。今回は最後の方まで被害者特定に翻弄されます。相変わらずキャラがよく、それぞれの立場で捜査していてイイ感じ。2014/08/10

文庫フリーク@灯れ松明の火

187
法医昆虫学シリーズ第3弾。TVジョッキー(昭和ネタですまぬ)に出演したなら、土居まさるさんから「白いギター100本贈呈するから帰って下さい」と涙混じりに懇願されそうな天然奇人・赤堀涼子博士はますますパワーアップ。赤堀本人が第一発見者となった、荒川河口・中州の遺体。司法解剖医は絞殺と断定。科研からは遺体頭部の傷から見つかった毛虫の棘のようなものと、カマキリの前脚に似た欠片を託される赤堀。被害者の身元は?犯人は?殺害現場と動機、殺害方法は?基本的な捜査で捜査本部とは別ルート・虫による独自の追跡始める赤堀→2015/01/16

nobby

186
シリーズ3作目も安心の面白さ。「大吉昆虫コンサルタント」請負の害虫駆除中に赤堀先生自ら発見した変死体。はたして何者なのか、ほぼそこに絞られての展開にすっかり引き込まれる。昆虫の登場が少ないと思わせて海中生物に波及させるのはさすが。恐る恐る画像検索してゾワッ(笑)終盤ようやく判明してくる事柄だけでもワクワクするも、あくまで点だった謎が結びついた真実には納得。最後はやはり虫に導かれる爽快を感じながら、もう次作が楽しみ♪2016/07/05

🐾Yoko Omoto🐾

184
シリーズ三作目。理解者である岩楯刑事曰く"トンボを追いかけ、笑いながら底無し沼に飛び込む女"である法医昆虫学者の赤堀。今回の事件は、彼女が第一発見者となった身元不明の遺体が、一体何者なのかを主軸に捜査が繰り広げられる。虫の声を頼りに死因を究明する赤堀、刺青という唯一の手掛かりを元に地道な聞き込みを続ける岩楯・鰐川コンビ。学者と刑事、それぞれの役割を果たしながらも三人の信頼関係は厚く、クライマックスの捜索シーンは思わず込み上げてしまうほどグッときた。主役から脇キャラまで個性的な魅力に溢れる愛すべきシリーズ。2017/03/22

160
今回も読む手が止まらなかった。登場人物がみんな個性派すぎて面白い。グロさはおとなし目だったかも⁈2020/06/11

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