• ポイントキャンペーン

角栄のお庭番 朝賀昭

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 354p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062187503
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

オヤジが逝って20年。「お庭番の仕事は墓場まで持っていかなければならない」と信じてきた「最後の秘書」が、初めてその禁を破る。「オヤジの成功、失敗体験をひっくるめた、その生きざまを語ることに、この国難を打ち破るヒントが詰まっているのではないか。国家の舵取りが難しい時代に、少しでも世のため人のためにつながる政治が実現してほしい。それがオヤジの再評価にもなると信じたい」。
23年間、角栄の傍らにいて、その生涯にわたって「最後の秘書」の文字を背中に刻み続けてきた男が初めて語る、毀誉褒貶激しい「天才政治家」と、それを取り巻いた人々の実録。

プロローグ
第1章/オヤジとの出会い
第2章/目白の面々 ?オヤジと秘書
第3章/佐藤ママと娘
第4章/列島改造前夜
第5章/田中学校 ?小沢一郎代議士誕生
第6章/ポスト佐藤をめぐって ?田中政権誕生前夜
第7章/田中政権誕生 ?権力とカネ
第8章/日中国交回復、列島改造
第9章/政権崩壊前夜 ?オイルショック
第10章/落日 ?金脈と越山会の女王
第11章/ロッキード事件 ?まさかの逮捕
第12章/「田中軍団」 四十日抗争
第13章/オヤジ倒れる
エピローグ


中澤 雄大[ナカザワ ユウダイ]
著・文・その他

内容説明

オヤジが逝って20年…。常に傍らにいて、その生涯にわたって「田中角栄秘書」の6文字を背中に刻んで生きてきた男が語る!

目次

オヤジとの出会い
目白の面々―オヤジと秘書
佐藤ママと娘
列島改造前夜
「田中学校」―小沢一郎代議士誕生
ポスト佐藤をめぐって―田中政権誕生前夜
田中政権誕生―権力とカネ
日中国交回復、列島改造
政権崩壊前夜―オイルショック
落日―金脈と、越山会の女王
ロッキード事件―まさかの逮捕
「田中軍団」四十日抗争
オヤジ倒れる―「創政会」旗揚げ、「田中支配」崩壊

著者等紹介

中澤雄大[ナカザワユウダイ]
昭和42(1967)年、新潟県長岡市出身。平成2(1990)年、毎日新聞社入社。西部報道部を経て、政治部で首相官邸、国会、外務省、自民党、民主党などを取材し、「戦後六〇年天皇皇后両陛下サイパン慰霊へ」などを特報。現在は学芸部で論壇・オピニオン、書評を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 2件/全2件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

じゅき

32
田中角栄という政治家。新潟出身で内閣総理大臣になった人である程度の知識しかなく、活躍していた時代を知らない私。その時代を知っている人が読んだら超具体的な相関図というのを思い浮かべながら読めるのかな。。と。でも 知らないなりに すごく人の心をつかむ自分物田中角栄と思いました。佐藤昭さんとの子、あつこさんのことも興味がわきます。今度は彼女の書いた本よんでみたくなりました。2014/06/07

kabeo

4
私がもの心ついて始めて認識した総理大臣。その時は地元選出の議員だなんて思ってもみなかった。まだ幼くて分からなかったが、総理に駆け上がっていく頃の地元の盛り上がりもすごかったんだろうな。ロッキード事件の裁判中、私は角栄さんはやっぱりやっているんだろうとも思った時もあったが、この本を読んで、絶対嵌められた、事実は無かったと確信した。残念な事件だ。秘書の朝賀さんへのインタビューなどを中心に著者は纏めたようだが、よく取材したものだと感心する。思い出話で同じ話を何度も聞かされたこともあったのではと想像する。2014/01/24

逃げるが勝ち!!

3
角栄がますます好きになった。そして、三木元首相と慎太郎が嫌いに、真紀子は大嫌いになった。やっぱり、角栄はアメリカに潰されたのだ。非常に悔しいが、金脈問題でこき下ろした立花隆が『日本の戦後の歴史が一目で見渡せるような年齢になってきて改めて考えると、あの人はやっぱりなかなかの人だったなあ』には救われた。ロッキードは別本読んで深く探究してみたい。2014/11/30

岡 幸治

3
いまだこのような本が出版されるという事は田中角栄という政治家に魅力がある事の証左と言える。非常に人間味のある事を再認識できた。ただ、仕事(政治・日本の国を良くすること)と家庭(本宅、妾宅)の両立はできていないのは寂しい。この朝賀さんは真紀子氏には批判的である。また佐藤昭との娘は自殺やリストカットを繰り返すなど不幸という言葉の方が似合う。そして角栄氏自身も後半一言も世間に発せないまま人生を終える。生涯被告人であり、黒か白か判らないが、ある時期日本という国に必要だった政治家である事は確かだと思う。2014/03/13

takao

2
ふむ2022/12/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/7785908
  • ご注意事項