内容説明
円満とはいえなかった夫婦生活を、優しさとユーモアに溢れた眼差しで振り返るとき、そこにはかけがえのない「愛」と呼べるものがあった―。逝ってしまった妻・Kへの想い。半世紀に及ぶある夫婦の物語。
出版社内容情報
出会いから、死別までの47年。詩人同士の夫婦の破綻した結婚生活を描きながらも、もうひとつの「夫婦愛」を感じさせる力作長篇。
1959年、〈ぼく〉は詩の同人誌で〈K〉と出会った。ふたりは結婚し、一児をなしたが、詩人としてのプライドが強すぎた〈K〉の言動は常軌を逸しはじめ、〈ぼく〉は困惑する。ふたりの生活は、すれ違い、やがて別居へと至る……。ただ、この奇妙な生活にも、「夫婦愛」は紛れもなく存在していた!



