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検察を支配する「悪魔」

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  • サイズ B6判/ページ数 298p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062144537
  • NDC分類 317.23
  • Cコード C0095

出版社内容情報

日本最後のタブー!!
「絶対有罪」を作る闇の権力者たち
入獄前に初めて、全てを告白!
新聞は絶対に書かない恐怖の真実!

なぜ無実の人間ばかりがあげられるのか?
国策捜査を命じる人物/取り調べ能力のない検察主流派/現体制の維持だけを考える検察首脳/角栄をあげて中曽根をあげなかった理由/ホリエモン検挙は見せしめ/「大阪府知事には手を出すな」という指令/被害者が加害者にすり替えられた平和相銀事件/住友銀行のための捜査/法務省に事前に送られる捜査の「筋書き」/検事に拷問された江副浩正/特捜の情報操作で悪徳政治家にされた藤波孝生/法相も検事総長も偽証罪とされる事件

この本で真実が判明した疑獄事件:
リクルート事件/イトマン事件/ロッキード事件/平和相銀事件/ホリエモン事件/日本皇民党事件/村上ファンド事件/撚糸工連事件/鈴木宗男・外務省事件/三菱重工CB事件/KSD事件/大阪税務署汚職事件/東京佐川急便事件/大阪府警ゲーム機汚職事件/石橋産業事件

『反転』が周囲の人々に事実を知らしめるための自著なら、本作は田原総一朗という”マスコミの鬼検事”にとらえられた田中森一の供述調書と言える。包み隠さず、すべて話した。
──田中森一

長時間話し合い、私は空恐ろしさを禁じ得ない。田中は佐藤優と、どこか二重写しになる。その佐藤は検察と鈴木宗男の関係を「汚いハトを駆除し、きれいなタカの時代にする──これが国策捜査の大義名分」と喝破した。田中はタカに狙われた汚いハトなのだろう。
──田原総一朗

内容説明

日本最期のタブー。なぜ、無実の人間ばかりがあげられるのか?「絶対有罪」を作る闇の権力者たち。

目次

国策捜査の舞台裏
やられる奴、見逃される奴
疑獄事件の全真相
絶対有罪が作られる場所
検察のタブー
癒着する地検と警察
検察の走狗となるマスコミ
検事のカネ、酒、女
ヤメ検業界の内幕
「ヤクザの守護神」の真実
割り屋のテクニック
捜査線上にあがった懲りない面々
元特捜エースが落ちた罠

著者等紹介

田原総一朗[タハラソウイチロウ]
1934年、滋賀県に生まれる。早稲田大学文学部を卒業後、岩波映画社、東京12チャンネル(現・テレビ東京)を経て、フリーのジャーナリストとして独立。政治、経済、検察、マスコミなど幅広い分野で時代の最先端を取材。活字と放送の両メディアにわたり精力的な評論活動を続けている

田中森一[タナカモリカズ]
1943年、長崎県に生まれる。岡山大学法文学部在学中に司法試験に合格。1971年、検事任官。大阪地検特捜部などを経たあと、東京地検特捜部で、撚糸工連事件、平和相互銀行不正融資事件、三菱重工CB事件などを担当。その辣腕ぶりが「伝説」となり、名声を博す。1987年、弁護士に転身。2000年、石橋産業事件をめぐる詐欺容疑で東京地検に逮捕、起訴され有罪。現在上告中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hiro A

0
「反転」の内容について、少し掘り下げて、田原総一朗との対話形式で書かれた本。「反転」をもうちょっと詳しく知りたいときにはいいんじゃないでしょうか。2008/01/13

yakin100

0
面白かった。調書をとるための様々な記述テクに脱帽と同時に、普通の人はとうてい太刀打ち出来ないなと思った。普段の生活する場所の隣に、密林があるような印象に包まれた。2010/06/20

atseiji

0
正義とは何かを考えさせられる。起訴されると99.9%が有罪になる国は異常であると改めて考えさせられる。マスコミも正義とは何かを考えるべきである。怒れる十三人の男の映画を思い出した。田中森一さんに好感を持った。2018/05/01

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