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国家と外交

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  • サイズ A5判/ページ数 268p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784062131964
  • NDC分類 319.1
  • Cコード C0095

内容説明

外務省に「この人あり」といわれた男は、北朝鮮拉致問題のキーパーソンだった。「核心」を知る元外交官が語る事情、小泉首相の外交手腕、外務省の実態、国家を背負いながら大国と互角に勝負する戦略など、政治ジャーナリスト田原総一朗との白熱の討論30時間。

目次

第1章 北朝鮮との交渉と拉致問題(朝鮮半島は日本外交の原点;欠陥だらけの日本の危機管理 ほか)
第2章 小泉外交は「自主性」という構造改革(外交官を目指した理由;イギリスで培った外交官の素養 ほか)
第3章 対中関係と東アジア戦略に必要な「成熟」(政治が解決した日中国交回復;小泉首相が信用したタブーなき外交 ほか)
第4章 外圧で「国内改革」を行ってきた日本(日本の対アメリカ・コンプレックス;脅しに終わらないアメリカの報復 ほか)
終章 タブーを破る、日本の未来をつくる(合意に至った六ヵ国協議;アメリカの対北朝鮮政策変更の事情 ほか)

著者等紹介

田中均[タナカヒトシ]
1947年、京都府京都市に生まれる。京都大学法学部卒業。69年に外務省入省。72年オックスフォード大学修士課程卒業。北米二課長、北東アジア課長、総合外交政策局総務課長、北米局審議官、在サンフランシスコ総領事、経済局長、アジア大洋州局長などを経て、2002年から政務担当外務審議官を務める。05年8月に外務省を退官した。現在、財団法人日本国際交流センター・シニア・フェロー

田原総一朗[タハラソウイチロウ]
1934年、滋賀県彦根市に生まれる。早稲田大学文学部を卒業。岩波映画社、テレビ東京のディレクターを経て77年、フリーのジャーナリストとして独立。政治・経済・メディア等、時代の最先端の問題をとらえ、活字と放送の両メディアにわたり精力的な評論活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ceskepivo

6
現役の外交官であったなら言えなかった言葉が綴られている。外交官に必要なのは、大局観を持つこと、そして責任を回避しないこと。2015/07/26

Ryan

0
ちょっと昔の本だが、中々面白い。ただ、田中氏の発言は、言っているようで言っていないと言う、官僚のお手本みたいな発言が多いと思った。そういう意味では、参考になる(?)本。2016/05/10

いかちゃん

0
外交官を目指している。しかし、日本がこれまでどのような外交をしてきたか知らなかった。それで、アメリカ、北朝鮮などの国とどのような外交をしてきたかわかった。2013/08/18

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