出版社内容情報
【内容紹介】
子どもがもつ大きな可能性をひき出し、自主性や他人への思いやりをはぐくむために、親はどうすればよいかを、豊富な実例で分かりやすく説明します。「なるほど、そうか」と思われるにちがいありません。
●幼児期は自然からもらっている宿題をする時期/たいせつな感覚と運動の敏感期/「学び方」を学ぶ時期/人格が育つ道筋/「子どもの仕事」とその観察の仕方/日常生活を使う教育
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みっこ
32
仕事&育児の参考用。勤務してる園がモンテッソーリを土台に置いていて、やはりいいなと思うので勉強していきたい。モンテッソーリの基本を再認識できて良かったです。子供をよく観察する。先回りしてやるのではなく、子供が自分でできる環境を整える。手先を使う遊びをあまりやっていないので取り入れていきたい。『本当に頭が良い子とは、知識をたくさん持っている子どもではなく、考える力があり、またどのように学んでいくべきかという学び方を身につけた子です』育児は理想通りにはいかないものだけど、頭にとめておきたい。2021/07/16
♡kana*
9
①分類し、並べる材料②指先でひっぱる③抵抗度の異なる感触 でこぼこ つるつる ざらざら④すくう、注ぐ⑤ビンの蓋の開閉⑥鍵の開け閉め⑦包丁で切る 2019/04/09
まろ
7
モンテッソーリという幼児教育を初めて知った。子供の遊びは大切な仕事だという事は納得。私自身3歳くらいの時に道端の砂を無駄に綺麗に掃除して、その集中が凄く充実して楽しかった記憶がある。子供にもたくさん色んな手遊びや充実感のある遊びをさせてあげたいなー。まずはもっと具体的な事を知りたい。2016/06/15
shk
4
日本のモンテッソーリ教育の第一人者、相良敦子さんの著書。 モンテッソーリ教育はご多分に洩れず気になっている口で、ネットや動画で調べていたが、やっぱり本で読むと体系的でわかりやすい(という当然の結論に至る)。 そんなうまく行くかなぁ?という所もありつつ、説明されている内容には納得がいく。子どもをよく見て、その時期に子ども自身が身に付けようとしていることを見極め、その環境を用意してあげましょう、というのは至極自然なことのように思える。2020/11/09
まんまる
3
モンテッソーリ教育についての基礎知識をわかりやすく解説している。家庭でとりいれられるような日常生活練習の実例や、幼稚園で教育を受けてきた子供の良い特徴など読みごたえがある一冊です。 子供の興味関心を育てて集中できる環境作りがキーポイントのようです。2017/07/10