出版社内容情報
庄野 ナホコ[ショウノ ナオコ]
著・文・その他
著者等紹介
庄野ナホコ[ショウノナホコ]
中央大学文学部卒業。絵本作家、イラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ままこ
72
青と白を基調に描かれたユニークでファンタジックな絵本。氷の上にあるサーカス団。クジラに引かれて寒い季節だけにやって来る。『ルッキオとフリフリ』シリーズも好きだけどこの作品も同じように愉快でちょっと哀愁漂う感じが好きだ。そして庄野さんの絵が好み。2018/04/14
yomineko@猫と共に生きる
51
「ルッキオとフリフリ」の著者なのでさすがだった✨✨✨北極の大きな氷に乗って、待ちに待ったサーカスがやって来た🎪大技小技でみんなを楽しませてくれるサーカス。終わりの時って何故こんなに寂しいんだろう。。。また来てね!サーカス🎪2024/04/21
ちえ
46
冬になると招待状が。氷に乗ったサーカスのテントがやってくる。あぁ、この絵!素晴らしい、幻想的でとてもとても好み❤シロクマに多和田葉子さんの『雪の練習生』を思い出す。うっとり、みんな時間を忘れる…。来年もまたあえますように。雪が残っている時期に読めて良かったなぁ✨2021/03/14
k sato
45
儚げなサーカスの開演だ。北極圏に生息する動物たちの多くは白い。カモメ、シロクマ、キツネ、ウサギ。自然に適応した姿は美しく、今にも雪にとけこんで消えてしまいそうだ。そんな動物たちと北極クジラのサーカスに、北極圏の人々が招待される。年一回しか開演されない貴重なサーカス。厳寒な環境にもかかわらず楽しそうに演じる動物たちの姿は、幻想的で、どこか物悲しい。クジラが氷の舞台を運んでくるのは、なんともユニークな発想だ。来年も開演することを祈り、氷雪の世界に消えていくサーカステントと氷の舞台を見送るっていると切なくなる。2022/12/07
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
41
氷にのってやってくるシロクマのサーカス団。白と青が幻想的でした。小さい頃、一度だけサーカスを観た事がある(木下大サーカス)。サーカス観るワクワク感、また味わってみたいな。 2018/02/24