出版社内容情報
たいへんそうにみえた洗濯が、「しあわせ」の1ページだったことを知る、あたたかで、しあわせな気持ちが広がっていく絵本です。ある日、たくさんのせんたくものを洗っているおかあさんに、「おかあさん まいにち おせんたく たいへんじゃない?いやじゃない?」とたずねると、おかあさんは「しあわせよ。だって、みんなが げんきに あせを ながした ようふくでしょ。あしたも げんきな あせを ながせるように きれいに するのは、おかあさん、とってもしあわせよ」とにっこり微笑みました。
びっくりした私は……。
小学生の作文がもとになった実際にあったお話を、いもとようこが絵本にしました。
日々のくらしの中でみつけた「しあわせ」。あたたかでしあわせな気持ちが広がっていく絵本です。3さいから。すべてひらがな。
いもと ようこ[イモト ヨウコ]
著・文・その他
内容説明
小学2年生(発表当時)の女の子がお母さんへの感謝の気持ち、日々のくらしでみつけた「しあわせ」を書いた作文を、いもとようこが絵本にしました。
著者等紹介
いもとようこ[イモトヨウコ]
兵庫県生まれ。金沢美術工芸大学油画科卒業。『ねこの絵本』(講談社)、『そばのはなさいたひ』(佼成出版社)で、ボローニャ国際児童図書展エルバ賞を2年連続受賞。『いもとようこ うたの絵本1』(講談社)で、同展グラフィック賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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遠い日
13
子どもたちが幼かった頃、小さな洗濯物が風に揺れるのを見て、わたしもこう思ったなぁ。元気の印を毎日見られること。無事に家事ができることの小さな幸せ。2017/11/03
Sayaka
8
洗濯をはじめ、家事をすることは家族の元気を感じられてしあわせ、というお母さん。そんなお母さんだからこそ子供は手伝おうかな、とかありがとう、とか思うのかもしれない。なんで私ばっかり…と毎日思っている私はまだまだですな。2017/10/10
刹那
7
そうだね!しあわせだね!仕事やなくてしあわせって感じないとな!(笑)2017/11/14
メープル
3
いもとようこさんの絵にほっこり。 あたりまえのしあわせにもっと気づくことができたらいいなぁ。しあわせー。2019/10/31
そらまめ
2
タイトルに惹かれて借りてみました。 「しあわせ」って色んなところに転がってるんですね。 自分の身近にもこんな幸せがって気づけるような人になりたい。2019/10/29