講談社現代新書<br> 愛に生きる - 才能は生まれつきではない

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講談社現代新書
愛に生きる - 才能は生まれつきではない

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  • サイズ 新書判/ページ数 225p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061154865
  • NDC分類 762.1
  • Cコード C0295

出版社内容情報

【内容紹介】
音楽は高い感覚・美しい心をはぐくむ。そして、だれでもが、音楽を通して、生の喜びを感じ、あたたかい人間性を養うことができるようになる……。どの子も育つ育て方ひとつ――をモットーとした著者独特のヴァイオリンによる才能教育は、江藤俊哉・豊田耕児・志田とみ子・小林健次など多くの名ヴァイオリニストを生み出した。そして、著者が指導した幼い子どもたちの高度な演奏は、カザルスやグルミュオらの巨匠を驚嘆させ、全世界の注目を集めている。本書は、その貴重な著者30年の実践の記録を公開し、愛を基調とした教育を提唱する感動の名著。

落伍する子を出さない教育――「アッ! 日本じゅうの子どもが日本語をしゃべっている!」わたしは飛び上がって驚きました。どの子もみんな自由自在に日本語をしゃべっている。なんの苦もなくしゃべっている。これこそ完全な教育法によるものだ。日本人の子が育つ教育法が日本じゅうにある。以来、わたしはひとすじに、すべての子どもはよく育つと信じ、“才能教育”と名づけて、落伍する子を出さない教育運動を続けることになりました。わたしがやりたいのは幼児教育です。わたしの新しい考え方と方法で、小さい子どもたちを教えていきたい。天才をつくる教育ではない。子どもたちの才能を、ヴァイオリンを通じてどう伸ばしていくか。――過去をふりかえりながら、未来への希望をこめて、できるだけ楽しく具体的にお話しようと思います。――本書より

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

デコボコ

7
急がず、休まず、くり返し、くり返す2015/08/01

isao_key

7
まだ年端もいかない子どもたちが、バッハやモーツァルトの難曲を楽に弾きこなし、その教育法で世界に驚きを与えた鈴木先生自身の著書。タイトルを見て少し大仰な感じがしたが、読み始めるうちにタイトル通り愛情を持って子どもたちに接していたのが分かった。副題の才能は生まれつきではないというのも、本文中繰り返している先生の信念であった。ソニーの井深大元会長が日本の教育でほんとうに独創的であり、成功しているのは漢字の石井先生とヴァイオリンの鈴木先生のお二人だと述べていたが、その通りだろう。すばらしい本に出合えたことに感謝。2013/06/11

Yuichi Tomita

6
再読。鈴木氏は、子供の才能を信じていることが伝わってくる。 立派な音楽家ではなく、立派な人間に育てば充分。繰り返し行うことの重要性。教えるのではなく、育てる。この辺が心に残った。 子供の才能を開花させるには、親の覚悟も必要だなと感じる。2020/11/26

M

6
「教えるのではなく育てることだ」 文章から滲み出る愛に偉大さを感じ、確かに優れた才能を有している人は世の中に五万といるが、それらの才能を育てていった人の存在があってこそだと考えさせられた。誠実に生きたいと強く思う。 「能力は生命である」 「能力が能力を育てる」 「芸術の道は感覚と心と行為の美しさ、高さを求めることであり、それはもはや技術の領域ではない。精神の領域である。」 「右手の非凡な能力はどうして出来たか。繰り返しやったからだ。」 「勘とは合理的な経験を土台に瞬間的に働く確実性のことである。」2019/07/05

takam

5
本書を読んでスズキメソードなるものの存在を知った。著者は教育理論、とりわけ音楽教育における権威的な存在らしい。戦後の著名な音楽家を多数輩出した方らしい。本書を読んでいて著者はとりわけすごい才能に恵まれていたように感じない。トルストイから影響を受けた考えに基づいて、愛と誠実さを持って子供や親に向き合い、子供に新しい能力を与えて、開花させていったようだ。繰り返し練習するということが大事だと再三書いてあるが、そのとおりだと思う。何事にも王道はなく地道にコツコツと積み上げていくしかないという主張には同意。2018/09/07

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