出版社内容情報
知的障害児などの学習指導書シリーズ。「なにを どうする」という1文の構成・理解から始まり、文章の内容の理解まで目指す。知的障害などの子どもの学習指導書シリーズ第5弾。絵カードを見て「なにを どうする」という助詞1つの文を読んで理解できるようにすることから助詞の数を増やして文をつくる。また、短い文章を読んで内容を理解できるまでを目指す。例題集も掲載。
宮城武久[ミヤギタケヒサ]
著・文・その他
宇川和子[ウカワカズコ]
著・文・その他
内容説明
文を読んで意味がわかる!文章を読んで内容がわかる!1つの文をつくる学習から文章を読んで内容がわかる学習方法を詳しく解説。
目次
1 文の構成の学習(文の構成の学習に入るために―動詞の概念形成;助詞1つを用いた文の構成―文節で構成する;助詞1つを用いた文の構成―単語と助詞で構成する;助詞2つを用いた文の構成―文節で構成する;助詞2つを用いた文の構成―単語と助詞で構成する ほか)
2 文の理解・文章の理解の学習(「文の理解・文章の理解」の学習の基本的な考え方;「文の理解」の学習の方法とことばかけ;「文章の理解」の学習の方法とことばかけ;発展学習)
著者等紹介
宮城武久[ミヤギタケヒサ]
1969年に東京都の教員となり、東京都立盲学校、養護学校(現特別支援学校)に勤務。障害がある子どもの「考える力」を育てるために、1982年に「つばき教育研究所」を設立(同研究所には基礎学習や文字・数の指導を受けるため、多くの子どもが通っている)。現在は、障害の理解や障害児教育についての講演活動を行うほか、現職教員の専門性・指導力向上のための研修会講師、特別支援学校の学習指導アドバイザーなどを務めている
宇川和子[ウカワカズコ]
1983年に東京都の教員となり、東京都立養護学校(現特別支援学校)に勤務。主に肢体不自由・知的障害がある子どもたちの指導にあたる。東京都立特別支援学校の副校長を務めたのち、2017年に「多摩つばき教育研究所」を立ち上げ、現在は東京都立特別支援学校で、学習指導アドバイザーを務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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