明治天皇“すり替え”説の真相―近代史最大の謎にして、最大の禁忌(タブー)

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明治天皇“すり替え”説の真相―近代史最大の謎にして、最大の禁忌(タブー)

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  • サイズ B6判/ページ数 287p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784054061293
  • NDC分類 210.58
  • Cコード C0021

出版社内容情報

明治天皇は本当にすり替えられたのか。そもそもなぜ、このような説が唱えられたのか。近代史最大の謎に隠された明治の闇を斬る。

明治天皇はすり替えられていた……。この近代史最大の謎が語るものはいったい何なのか。明治天皇すり替え説を複層的な視点から検証し、この説に隠された真実を通して、明治という時代の闇と、それに連なる現代日本の歴史・社会構造を鋭く斬る一冊。

【著者紹介】
1941年生まれ。評論家・作家。『金融ワンワールド』『明治維新の極秘計画』『南北朝こそ日本の機密』など、金融・経済から歴史に至る広い分野で、多くの作品を著している。

内容説明

二人の天皇、大室寅之祐、南北朝の真相。幕末維新の「パンドラの箱」がいま開かれる!

目次

序章 幕末維新の闇
第1章 対談・明治天皇すり替え説と鹿島昇
第2章 「奇兵隊ノ天皇」と大室寅之祐
第3章 対談・「國體天皇」と「政体天皇」
第4章 「フルベッキ写真」が示唆する歴史の闇
第5章 対談・南北朝問題の深層
第6章 対談・写真で紐解く明治天皇“すり替え”説
第7章 古写真が投げかけ続ける謎

著者等紹介

落合莞爾[オチアイカンジ]
1941年、和歌山市生まれ。東京大学法学部卒業後、住友軽金属を経て経済企画庁調査局へ出向、住宅経済と社会資本の分析に従事し、1968~69年の『経済白書』の作成に携わる。その後、中途入社第1号として野村証券に入社、商法および証券取引法に精通し、日本初のM&Aを実現する。1978年に落合莞爾事務所を設立後は経営・投資コンサルタント、証券・金融評論家として活躍

斎藤充功[サイトウミチノリ]
1941年、東京都生まれ。ノンフィクション作家。東北大学工学部中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

すしな

18
082-22.歴史こぼれ話的な気軽な感じで読み始めたら、ダビンチコード並みにスケールが大きすぎて若干消化不良気味でした。日本が明治維新で開国するにあたって、国内向けの表の天皇陛下と国際向けの裏の天皇陛下に分けることになって、孝明天皇の代で表向き崩御された事にして国際秘密勢力の任に就かれて、本物の明治天皇もそちらの方へ行かれたのだとか。その後150年が過ぎましたが、なんとなく、グローバリズムと日本の伝統の相性は良いとは言えないとところを見ると、義経がチンギスハンになった話的な感じがしなくもないですね。2022/06/25

寅次郎

4
「落合秘史」なかなかでした。話半分と云うよりかなりの確立で信憑性が高いのでは?明治天皇はさておき、小栗の行方は充分裏づけされた事実だと想っています。 2014/10/11

みぃくん

2
ネタ的には面白い。結局真実は闇の中。天皇家ってタブーが多いよね。2015/04/25

あきこ

2
以前から気になっていた「すり替え」説。確かに面白い説だけど、本当はどうなのか、知りたかった。本書では落合氏が細かく立証しているが、ややこし過ぎるのと、今までの歴史史観が散ってしまうほどの論理の転換に驚いてしまう。歴史は勝者の作るもの、今までの史観が反転するのは道理だが、タブーというよりどちらでも良くなった。2014/11/09

Gabachom

1
逆転の日本史よりは詳しいです。 しかし結論は保留されている。大内氏の末裔の不満を抑えるために、明治天皇がすり替えられたというのは、唐突にも思えるが、長州からの首相の輩出数が多いことから、何らかの力が働いていると説得力がある。この力が、太平洋戦争に駆り立てたことも示唆されており、現在までその思想が続いているのかと恐ろしくなる。 奇説かもしれないが、ありえるのかもしれないと、思わせる。2015/09/20

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