流星コーリング

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  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784048962933
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

2018年5月に小説『夢工場ラムレス』にて小説家デビューを果たしたWEAVERの河邉徹(Dr.)が、早くも、2作目となる小説『流星コーリング』を発表。2020年に実際に流される計画っとなっている人工流星をテーマにした本作品は、その舞台となる広島で繰り広げれるSF青春ストーリー。りょうと詩織、洋介と真希。4人は、広島県廿日市中央高校天文部に所属する同級生だ。星への夢を語らいながら高校生活を送っていた彼らだったが、高校三年生のある日、世界初の人工流星が広島で流されるというニュースを耳にする。衛星を打ち上げ、そこから発射された小さな「流星の素」が大気圏に突入し、「流星」になるという。そんな話を半ば信じられずにいたりょうだったが、ついに、「人工流星が流される日」が訪れる。しかし、その日を境に、りょうは次の日に進めなくなってしまう。朝を迎えるたびに「人工流星が流れた日」に戻ってしまうのりょう。その原因を解明するために、洋介、真希に相談するのだが……。そして、ラストにその真実が明らかになる……。
また、本作品と同日、河邉がメンバーとなるWEAVERからこの小説をテーマにしたアルバム『人工流星』もリリース。音楽と小説の融合で「流星コーリングの世界観」を作り上げる初の試み。ぜひ楽しんでほしい。

内容説明

2020年に現実に流されるという人工流星をテーマに、その舞台となる広島で繰り広げられる青春SFストーリー。広島県廿日市中央高校の天文部に所属するりょう。人工流星の話を聞き、当日見に行くのだが…。その日を境に、りょうは、“明日”に進むことができなくなる。これは、“人工流星”という自然に逆らった事柄のせいなのか。なぜ時空がずれたのか、何度も訪れる同じ日の中で、りょうは、その理由を探し続ける。そして、物語は衝撃のラストへと進む…。

著者等紹介

河邉徹[カワベトオル]
1988年6月28日、兵庫県生まれ。関西学院大学文学部文化歴史学科哲学倫理学専修卒。ピアノ、ドラム、ベースの3ピースバンド・WEAVERのドラマーとして2009年10月メジャーデビュー。バンドでは作詞を担当。2018年、『夢工場ラムレス』で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おしゃべりメガネ

93
装丁のイメージどおり、アオハルな作品。広島にある高校の天文学部に属する四人それぞれのお話。主人公「りょう」を中心に親友「洋介」、神社の娘「真希」、ケーキ屋の娘「詩織」の四人は進路の悩みを抱えながらも楽しく天文学部の活動に励んでいます。「りょう」が目を覚ましたある日、日常の何気ない生活が一変しているコトに気がつきます。悩み多き高校生が自分のあるべき姿、そして未来を語る描写に胸がアツくなりました。知らぬ間に忘れてしまっている大切な何かを思い出させてくれる作品でした。ただやっぱりオジサンには眩しすぎでした。2024/03/28

へくとぱすかる

72
高校の天文部を舞台にした、ちょっとSFな「時間ループ物語」。カバーイラストそのままなイメージの物語で、ひたすら静かで美しい青春小説。作品のトーンはもちろん「青」。流星と哀しみはどこか似ていると思う。文化祭の活動の情景や、顧問の先生との会話には、天文部でなかった私にも、ひたすら懐かしさを感じさせる。ラジオを使う流星観測が登場する、そんなSFを書いてみたことがあった。短編だったし、もちろん本書の足元にも及ばない出来だったから、この作品のすばらしさには頭が下がる。この本を今年前半のラストに読めてとても幸せだ。2020/06/30

Tαkαo Sαito

34
WEAVER、河邉さんのファンであることを差し引いても素晴らしい作品。真面目に、久しぶりに本を読んで泣いた。まるで自分が高校生に戻っているかのような、青春を味わえているような不思議な没入感があった。文体も軽くて読みやすく、何回も笑ってしまうような部分もあり、高校生活をなぞっているような心地よさがある。最近ではあまり青春系の小説を読まなくなっていたが、ダイレクトに感情を揺さぶるのはこういう小説なのかもしれない。2021/06/20

ゆなほし

27
広島にある高校の天文部に所属する主人公りょうは、世界初の人工流星を観た次の日から時間のループに囚われてしまい、同じ天文部の仲間と解決法を探るのだが…。時間と星は切っても切れない関係で、それを上手く題材にした美しい話だった。流星コーリングというタイトルの意味が最後に明かされるが、その切なくも強い意味にこれ以上この物語に相応しいタイトルは無いと関心。作者が有名なバンドの方とは知らず読んだのだが、この小説をテーマにしたアルバムもあるようで、合わせて聴いてみたいと思う。2019/06/10

rosetta

24
★★★★✮WEAVERと言うバンドのドラムの方だそうですが寡聞にして存じ上げませんでした。新海さんとかのアニメの原作みたいな。廿日市市の高校の天文部。なんかキュンとくる青春の話かなぁと思っていたら人工流星の夜から先に進めなくなった主人公のSF設定でした。「あとがきにかえて」って声優さんが書いているのが本編を読む前に見たら意味が分からなかったけれど、読後に読み直したらネタバレに触れずとても上手く内容を語っていて見事だと思いました。登場人物達の広島弁も萌え要素。綺麗なお話でとても気に入りました。『黄泉がえり』2019/05/16

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