角川SSC新書<br> 知らないと恥をかく世界の大問題〈4〉日本が対峙する大国の思惑

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角川SSC新書
知らないと恥をかく世界の大問題〈4〉日本が対峙する大国の思惑

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  • サイズ 新書判/ページ数 228p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784047316034
  • NDC分類 319
  • Cコード C0295

出版社内容情報

新しいリーダーが出揃ったいま、多極化する世界が抱えるジレンマの解決が急がれる。さまざまな対立軸を取り上げながら、今後の世界の在り方を見通す池上彰の人気新書第4弾。世界の中の日本を考えるのは、今だ!

内容説明

多極化する世界は多くのジレンマを抱えている。混沌のなか、激化する対立。互いに考え、歩み寄る姿勢がなければ、世界は前に進まない。2012年は世界の大国のトップが次々と交代した。世界の新しいリーダーが出揃ったいまこそが再起動のチャンスなのだ。絶対的な覆権国・指導者がいない「Gゼロ時代」。さまざまな対立軸を取り上げながらこれからの世界の在り方を考える池上彰の人気シリーズ第4弾。世界の中の日本を考えるのは、いま、このときだ。

目次

プロローグ 「Gゼロ」時代の新しい世界を見通す―世界を動かす新しい役者は揃った
第1章 腐っても“大”国、アメリカが抱える対立
第2章 ノーベル平和賞を受賞したのに―ひとつになれないEU
第3章 世界のエネルギー地図が書き換えられる―基軸通貨ドルの延命
第4章 過酷なアラブの夏がやってきた―中東・アフリカの厳しい現実
第5章 一触即発の東アジア―危険な大国の内と外
第6章 ゼロからわかる安倍政権が目指すもの
エピローグ 世界は歩み寄れるのか?

著者等紹介

池上彰[イケガミアキラ]
ジャーナリスト。東京工業大学教授。1950年、長野県松本市生まれ。慶應義塾大学卒業後、1973年、NHKに入局。1994年から11年にわたり「週刊こどもニュース」のお父さん役として活躍。2005年よりフリーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takaC

95
ちょっと古い本なので若干賞味期限切れな感じの話もなくはなかったが総じて楽しめた。結構為になる。2015/12/07

みゃーこ

55
2012年世界のリーダーが交代した。一つにまとまろうというベクトルと、それとは反対にバラバラになろうとするベクトルが各国に存在している。命以外失う者がない人が一番怖い。どうなってもいい、失うと困るものがたくさんあることが大事。仕事を作り、若者の失業率を下げる、そういう仕組みを作ることがテロを減らすことにつながる。」という池上さん、一国のリーダーを支援し評価する国民が叡智を磨き、権力を良い方向に導く主権であることの認識を持つことがますます必要な時代だと痛感する。2015/06/15

mazda

44
池上さんの解説を聞いているととてもわかりやすいと思う反面、自分自身の意見を言わないことで大衆受けしているように感じます。この本に書いてあること(アメリカ大統領選挙、中東の構図、テロの実際、東アジアの関係等)は、社会人であればある程度説明できるようになっておきたい内容で、その事実を知り、さらに歴史を学んだ上で、今後世界がどう動いていくのかを、自分なりに考えておく必要があると思います。池上さんの話を聞いて、何となくわかったつもりになっていることが一番よろしくないな、といつも自分に言い聞かせています。2015/01/07

レモン

40
新型インフルエンザ流行の話題からパンデミックが起こり得る可能性について言及されていた知ら恥4。アベノミクスや憲法改正、集団的自衛権などの第2次安倍政権の話題が出ており、当時自分が賛成か反対のどちらを選ぶべきかすらわかってなかったのを思い出した。読めば読むほど前作での内容の復習もでき、章立ても同じ形式なので頭に入りやすい。少し飽きてきたが、続きを開けずに読む方が良いので頑張ろう。2022/10/22

抹茶モナカ

38
2013年の世界情勢を中心に時事問題を解説する本。中東の情勢が深刻化して来た頃らしく、中東情勢にページを割いている。日本はアベノミクスが始まった頃。時事問題に疎いので、このシリーズで学習中で、読みました。中国、アメリカといった大国の思惑だとか、いろいろ考えさせられます。頭の弱い僕には、所々、難しい部分もありました。2016/11/03

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