角川SSC新書<br> 税務署VS脱税者―どんな善人でも税金はごまかす

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角川SSC新書
税務署VS脱税者―どんな善人でも税金はごまかす

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  • サイズ 新書判/ページ数 207p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784047313811
  • NDC分類 345.19
  • Cコード C0233

内容説明

税務署には「より多くの税金を取ってくる」という暗黙の命題がある。税務署員は、税金を誤魔化そうとする悪質な納税者を見つけ出し、追徴課税を狙っている。本書では、元国税調査官の著者が税務署はどのような手を使い、脱税を摘発しているのかを、具体的なエピソードを交えながら紹介していく。「税務署は正義の味方ではなく、税金を取ることが使命」「脱税者は様々な手口で脱税をする」―税務署員は今もあなたを見張っている…。

目次

序章 税務調査ってなんだ?
第1章 使い込みという脱税
第2章 行列ができるラーメン店の脱税
第3章 住職の罰当たりな脱税
第4章 裏リベートという脱税手法
第5章 調査官は今もあなたを見張っている
第6章 隠し口座が見つかる
第7章 カリスマ・ホストの巧妙な脱税
第8章 領収書を偽造すれば脱税できるのか?
第9章 どんな善人でも脱税する

著者等紹介

大村大次郎[オオムラオオジロウ]
元国税調査官。国税局で10年間、主に法人税担当調査官として勤務し、退職後、経営コンサルタント、フリーライターとなる。執筆、ラジオ出演、テレビ番組の監修など幅広く活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

香菜子(かなこ・Kanako)

33
税務署VS脱税者 どんな善人でも税金はごまかす。大村大次郎先生の著書。税務署と脱税者がどのように闘っているのかが具体的に描かれている良書です。タイトルに「どんな善人でも税金はごまかす」とあるけれど、税金をごまかして悪質な脱税するような人はルール違反をしているのだから、善人ではなくて悪人、私はそう思います。2018/10/06

阿呆った(旧・ことうら)

25
★国税調査官が威圧的な雰囲気なのは、社長や役員と対峙して、不正を暴くために、自分を大きく見せようとハッタリをかましてるんですね。★国税調査官にも、民間のセールスマンのように『より多くの税金(追徴税)』を取ってくる『ノルマ』があるそうです。やっぱりか。まじお疲れなんですけど。★[メモ]東京都は軽油引取税の脱税摘発に力を入れている。2016/03/14

みどるん

4
税務署員の職業体験をするような本。潜入捜査、観察眼など探偵小説の主人公みたい。これを読んだら寺への疑惑の目は避けられなくなってしまう。それにしても、この著者は同じ内容を使いすぎ。2014/07/17

茎沢

2
住職に脱税者が多いってのはショックだった。調査の立ち会いしたことあるけど、ここまで怖くなかったなぁ。定年近そうな人だったからノルマはどうでもよかったのかも…。2016/01/24

Issie

1
実質課税の法則→名義上はどうあれ、実質的に所得を得ているものに課税される。 不正の場合の重加算税は35%割り増し。 税務調査の否認事績の半分以上が売上の先送り。税務署は企業が売上を先送りしていないかを見張っている。2015/02/03

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