出版社内容情報
東野 圭吾[ヒガシノ ケイゴ]
著・文・その他
よん[ヨン]
イラスト
内容説明
幼なじみの三人組、敦也・翔太・幸平は、いまは営業していない「ナミヤ雑貨店」に逃げこんだ。そこで受けとった、見知らぬ人からの一通の手紙。それはなんと、30年以上むかしの人からのお悩み相談だった!わけがわからないけれど、困っている人の力になりたい。そう思って返事を書くと、相談の手紙が次々と届いて―!?いったい何が起きている!?今夜、「ナミヤ雑貨店」で奇蹟が起きる!感動の物語。小学上級から。
著者等紹介
東野圭吾[ヒガシノケイゴ]
1958年大阪府生まれ。85年『放課後』で江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。99年『秘密』で日本推理作家協会賞、2006年『容疑者Xの献身』で直木賞、12年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で中央公論文芸賞、13年『夢幻花』で柴田錬三郎賞、14年『祈りの幕が下りる時』で吉川英治文学賞を受賞する
よん[ヨン]
新潟県生まれのイラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
38
ナミヤをナヤミ(悩み)と読んでからかう小学生相手に相談相手をしてたお爺さんが、深刻な悩み相談にも真摯に答える。▽読みたいと思いつつ未読だったので、ついでに選書の為として角川つばさ文庫版を読んでみた。イラストが可愛すぎて三人組が小学生か中学生かと思えた。実際登場人物は意外とオジサンが多くて、イメージ違いすぎて笑えた。全編しっかりふりがな有りで小学生でも読めるけど、時間軸が前後するし、登場人物多いので内容的には結構小学生には難しいかも。しかもこの装丁では中学生が手にとるのは微妙。結論、つばさ文庫は無いな。2018/07/29
アバンセ
4
[図書館]映画化もされて話題になっているので小3の娘に借りました。試しに先に読んでみたら、性的な単語がそのままだったりして、ちょっと読ませられない感じでした。絵を見ると小学生くらいかと思っていた主人公たちが車を運転したり酒を飲んだりと、そのあたりもわかりにくかったです。普通に大人向けの本として文庫で読めば良かったと思います。★★2017/12/26
遠藤三春
3
面白かった。潰れたナミヤ雑貨店で起こる時代を超えた手紙のやり取り。角川つばさ文庫版でイラストも可愛らしいく、子供向けファンタジー感がある。東野圭吾作品は2、3作しか読んだことがなかったので、多才な人だなぁと正直思った。冒頭で登場した敦也ら3人の手紙のやり取りで進んでいくかと思いきや過去の差出人視点やナミヤさん視点であったり複雑に登場人物を出しながら最後にきれいに話をまとめてあり構成力すごいなと感心した。2021/12/11
masako
3
図書館で予約したら、子ども向け表紙本でした。内容はとても良かったのに所々に出てくる挿絵が気になって(子ども探偵団みたいだ!)仕方なかった。2018/07/18
ゆうぼう
2
読んだのはハードカバー本。このような表紙ではない。最近文庫本しか表示されないのが結構あるんだけど何だろう。それはさておき、東野さんの本はやっぱりおもしろいですなあ。大感動といった感じではないですが、そこそこ楽しめました。わたしの近所にもあればいいのに。こんな玉手箱。打ち出の小槌。うん?何か違うぞ。2020/07/18