中経の文庫<br> シンガポール謎解き散歩

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中経の文庫
シンガポール謎解き散歩

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  • サイズ 文庫判/ページ数 328p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784046003577
  • NDC分類 292.399
  • Cコード C0125

内容説明

洗練された街並みと極彩色あふれるアジアの文物が見事に融合した都市国家シンガポール。多くの人々が観光に、グルメに、ショッピングに楽しみを見出す街として人気です。ところが、ふと街角で足をとめてみると、今まで気づかなかった風景が見えてくるはず。街にひそむ歴史、文化、人々の息遣い―。本書片手に普段着のシンガポールを見つけに旅立ちませんか?

目次

第1章 観光・施設編(マーライオンの背後に“小型”のマーライオンがあるのはなぜ?;マリーナ・ベイ・サンズのギャンブル場を「カジノ」と呼ばない理由 ほか)
第2章 歴史編(シンガポール国立博物館に「古びた自転車」が展示されている理由;チャンギ博物館に展示された日本の軍票はなぜ「バナナ・マネー」と呼ばれたのか? ほか)
第3章 政治・経済編(オクスレィ・ロードにあるシンガポール史を変えた「家」とは?;大統領官邸にあるビクトリア女王像の鼻だけ色が異なるのはなぜ? ほか)
第4章 生活・文化編(ユーラシアン・コミュニティー・ハウスの名物「悪魔のカレー」は余り物だった!?;ブキッ・ブラウン墓地はなぜ移転問題に揺れているのか? ほか)
第5章 国土・自然編(マーライオンの立つマリーナ・ベイは「海」ではなく「貯水池」!?;ガーデンズ・バイ・ザ・ベイの園内にそびえる巨大人工樹の正体 ほか)

著者等紹介

田村慶子[タムラケイコ]
福井県生まれ。津田塾大学大学院国際関係学研究科修士課程修了。九州大学大学院法学研究科博士課程単位取得卒業。博士(法学)。現在、北九州市立大学大学院教授。専攻は国際関係論(東南アジア地域研究)。数多くのシンガポール滞在経験(長期、短期)を持つ

本田智津絵[ホンダチズエ]
1973年から10年間、親の駐在によりシンガポールに滞在。1997年から再びシンガポールに在住、現在に至る。勤務のかたわら、文化保護団体「シンガポール・ヘリテージ・ソサエティー」のメンバーとなり、シンガポールの歴史、文化のフォーラムや専門ツアーなどに積極的に参加するシンガポール版歴女。最終学歴はシンガポール国立大学学術修士(東南アジア研究)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はぎはぎ

5
シンガポールの有名どころからそうでないところまで、由来をさかのぼる本。読み物としてもテーマごとの分量が少なくて読みやすいのだが、やはりシンガポールに住んだことがあるとか、旅行したことがあるとか、あるいはこれから訪れる予定であるとかいう人の方が楽しめるだろう。事前知識を入れて確認するもよし、訪れたところを思い出して懐かしむもよしである。2022/05/11

nizimasu

5
何年か前にシンガポールに行った時にたまたま入った「イメージオブシンガポール」という場所で日本の統治時代や、プラナカンの女性がまったく外出できないというひどい状況におかれていたのを知るにつれ、シンガポールの歴史にも興味がわいていましたが、このような文庫でわかりやすく解説してくれる本が皆無だったので非常に役に立ちました。都市国家だけにあまり見所は少ないと言えなくもないですが、周囲の自然やモニュメントにはそれぞれの時代の遺物も残されていてちょっと再訪したくなりました2014/12/19

宇佐見

2
シンガポールについて、知ってることも、知らないこともひっくるめて楽しめた。が、個人的にはもっと掘り下げた本の方が好み。★★★☆☆2019/10/21

HAZ

2
先日シンガポールに初めて行ってみて、また行きたい国になったので、勉強のために。歴史、文化などがよくまとめられており、次回の旅行かわますます楽しみなった。2016/11/03

Shotaro

1
初めてシンガポールに行くので予習。ガイドブックには「今」のシンガポールのことばかり載っているが、この本では何もない小さな島から急速に発展してきた過去、そして現在も様々な開発が進むシンガポールの未来像についても学ぶことができた。特にかつて日本がシンガポールを支配していたこと、そこで起きた日本軍による華人大虐殺など、日本が思いの外シンガポールの歴史に深く関わっていたことを知ることができたのは大きな収穫だった。この本を1冊頭に入れればかなりのシンガポール通になれるだろう。2016/09/02

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