内容説明
洗練された街並みと極彩色あふれるアジアの文物が見事に融合した都市国家シンガポール。多くの人々が観光に、グルメに、ショッピングに楽しみを見出す街として人気です。ところが、ふと街角で足をとめてみると、今まで気づかなかった風景が見えてくるはず。街にひそむ歴史、文化、人々の息遣い―。本書片手に普段着のシンガポールを見つけに旅立ちませんか?
目次
第1章 観光・施設編(マーライオンの背後に“小型”のマーライオンがあるのはなぜ?;マリーナ・ベイ・サンズのギャンブル場を「カジノ」と呼ばない理由 ほか)
第2章 歴史編(シンガポール国立博物館に「古びた自転車」が展示されている理由;チャンギ博物館に展示された日本の軍票はなぜ「バナナ・マネー」と呼ばれたのか? ほか)
第3章 政治・経済編(オクスレィ・ロードにあるシンガポール史を変えた「家」とは?;大統領官邸にあるビクトリア女王像の鼻だけ色が異なるのはなぜ? ほか)
第4章 生活・文化編(ユーラシアン・コミュニティー・ハウスの名物「悪魔のカレー」は余り物だった!?;ブキッ・ブラウン墓地はなぜ移転問題に揺れているのか? ほか)
第5章 国土・自然編(マーライオンの立つマリーナ・ベイは「海」ではなく「貯水池」!?;ガーデンズ・バイ・ザ・ベイの園内にそびえる巨大人工樹の正体 ほか)
著者等紹介
田村慶子[タムラケイコ]
福井県生まれ。津田塾大学大学院国際関係学研究科修士課程修了。九州大学大学院法学研究科博士課程単位取得卒業。博士(法学)。現在、北九州市立大学大学院教授。専攻は国際関係論(東南アジア地域研究)。数多くのシンガポール滞在経験(長期、短期)を持つ
本田智津絵[ホンダチズエ]
1973年から10年間、親の駐在によりシンガポールに滞在。1997年から再びシンガポールに在住、現在に至る。勤務のかたわら、文化保護団体「シンガポール・ヘリテージ・ソサエティー」のメンバーとなり、シンガポールの歴史、文化のフォーラムや専門ツアーなどに積極的に参加するシンガポール版歴女。最終学歴はシンガポール国立大学学術修士(東南アジア研究)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はぎはぎ
nizimasu
宇佐見
HAZ
Shotaro