内容説明
風邪で寝込むヴィクトリカを学園に残し、故郷の姉に頼まれた“青い薔薇”を買うため首都ソヴレムにやってきた一弥は、そこで謎の人間失踪事件に出くわす。食い違う証言。消えた部屋。そして高級デパートに潜む闇の正体とは…!?一方、ひとりぼっちのヴィクトリカは、熱と退屈と、寂しさにうなされていた。「久城、め…ほんとに、出かけたのか…」―離ればなれの二人が事件の真相を紡ぎ出す、極上ミステリー第3巻。
著者等紹介
桜庭一樹[サクラバカズキ]
2000年デビュー。03年スタートした「GOSICK」シリーズがヒット。07年『赤朽葉家の伝説』で日本推理作家協会賞、08年『私の男』で直木賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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