内容説明
コルトレーンの祈り、アイラーのうねりにも似た魂、そしてドラッグ。いかなるものにも癒されぬ渇きに呻きながら、19歳のジェイコブは、夏の日が撥ねる路上を、夜明けの海辺をさまよう。精緻な構成と力強い文体で、死によってしか完結しない愛と憎しみを描く長編問題作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
JUN
15
今まで読んだ彼の作品の中では一番好きかもしれないが、ちょっとスッキリこない。読んでいて村上龍氏の「限りなく透明に近いブルー」を連想させた。2014/09/03
ひとりっ公
5
めちゃくちゃだ。退廃的で刹那的な人々。ジェイコブが高木の何を憎み、なぜ凶行にはしったのか、詳しい説明はない。中上作品お馴染みの、父子を巡る血が1つの説明を与えるのだろうけど、それにしたって乱暴だ。だが、どうしてだろうか。そこにカタルシスがある。読みながら血が沸き立つ感覚がある。現代ではこんな純文学は生まれないだろう。その時代、その環境でしか育まれない生々しさが堪らないのだ。2026/05/07
だっぱら
4
SEX&DRUG&JAZZの世界。場面の切り替わり方に最初なれなかったけど、慣れたら気にならない。村上龍とか好きなら結構ハマるかも。2014/06/05
Takashi Tokairin
1
相変わらず読むのがつらくなります。それにしてもなぜ登場人物たちはつらい道を進んでいくのでしょう。2006/04/06
kazuyoshi
1
-2013/11/04




