かんばん娘―居酒屋ともえ繁盛記

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かんばん娘―居酒屋ともえ繁盛記

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  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784041089101
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

14歳の"なずな"は、行方知れずの父の無事を祈りつつ、神田花房町にある居酒屋「ともえ」で働いていた。美人女将のお蔦、板前の寛助とともに奮闘していたが、お客にお店に、思いもよらぬ騒動が――。

内容説明

菱垣廻船の水主だった父が行方知れずになり、神田花房町にある居酒屋「ともえ」で働くこととなったなずなは14歳。器量よしでぴりっとした女将のお蔦と、腕の立つ板前の寛助、ふたりの役に立ちたいなずなは、酒の燗をうまくつける工夫をしようと思い立つ。だが、お客のことに首を突っ込んでしまい、思わぬ騒動に…。うまい酒肴と江戸人情がたっぷり詰まった連作時代小説。

著者等紹介

志川節子[シガワセツコ]
1971年、島根県生まれ。早稲田大学第一文学部を卒業後、会社勤務を経て、2003年「七転び」でオール讀物新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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いつでも母さん

176
水主の父親が時化で行方不明になり、病弱な母を支え『かんばん娘』として伯母の居酒屋「ともえ」で働くなずな14歳。今の14歳とは違うだろうが、どうにも危なっかしいなずなに歯がゆさと、今後の成長を願う私は何者?と一人突っ込む(汗)記憶を無くした父親との再会もあり、これはこの先も続くのだろう・・同じ水主だった伯母の夫は未だ見つからないが、とにかく女将としてお蔦がカッコイイ。2020/03/17

タイ子

80
14歳のなずなが働く居酒屋「ともえ」。美人女将と板場の寛助の絶品料理で毎日盛況。なずなの父親は海で遭難、行方知れずのまま。なずなが何者かに攫われる事件が起こったり、行方知れずだった父親が帰ってきたのはいいけど…ん?な事があったり、そんな中で成長していくなずなの姿。お店の常連の中にはかの藩主に仕える武士がいて、当時の江戸の水路事情による掘割工事の様子も伺える。何と言っても女将の気風の良さが気持ちいい。食べて飲んで江戸情緒がたっぷり味わえる作品。2020/05/28

紫 綺

79
14歳のなずなは、江戸は神田花房町にある居酒屋「ともえ」のかんばん娘。とは云っても、燗を番する「燗番娘」。店での働きを通して、経験を積み成長していく。ぬる燗・熱燗、極上・中汲・にごり酒、銅壷・ちろり・猪口…。日本酒で一杯吞(や)りたくなる連作時代小説。2020/05/21

Kei

57
お燗の番をする娘が、店に客を引きつける、かんばん娘。お燗番といえば、亡くなった母は三人姉妹。器量良しの家族の中で不器量だった母が、なぜか一番燗が上手く、祖父は、そればかりではないが、母をそっと溺愛していたように思われます。主人公も同じ。燗番に象徴される気配りの器量よし。海難事故の父親や田沼時代の印旛沼開拓を下敷きに、連作が続きそうで、楽しみです!2020/04/01

みい坊

29
なずな、14歳。水主の父が時化にあい行方不明。ショックから寝付いてしまった母を守りながら、小料理屋ともえで働いている。どこか子供っぽく、何事も興味津々ななずなは、どこか危なっかしい。子供が目一杯背伸びして、大人の世界を覗いているような。そのせいで危ない目にも有ったりして。ハラハラ見守る読み手。お蔦さんや、板前の寛助さん、回りの人に恵まれて、ひとつ、ひとつ覚えていくなずな。未だ不明なお蔦さんのご亭主の行方。さらに記憶を無くした父はどうなる?美味しそうな季節のお料理とともに続きが気になる。2020/03/22

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