出版社内容情報
智鋪衆の本当の目的の一端が明らかに――!?<厳霊編>第3弾!やんぬるかな――国中に押し寄せる木枯れと死の連鎖。伊勢だけでなく愛宕にまで及ぶそれに、十二神将たちの力は限界を迎えつつあった。
そして都に戻った昌浩と紅蓮が直面する残酷な宿命。
「お前の後継。残る寿命は、――」
しかし昌浩は、再会した藤花の涙に戦う覚悟を決める。あの日、櫻の中に埋めてきた願いを守るために……。
ついに辿りついた智鋪衆の本当の目的、それは最古の咒言を為すためだった! <厳霊編>第3弾!
結城 光流[ユウキ ミツル]
著・文・その他
伊東 七つ生[イトウ ナツオ]
イラスト
内容説明
やんぬるかな―国中に押し寄せる木枯れと死の連鎖。伊勢だけでなく愛宕にまで及ぶそれに、十二神将たちの力は限界を迎えつつあった。そして都に戻った昌浩と紅蓮が直面する残酷な宿命。「お前の後継。残る寿命は、―」しかし昌浩は、再会した藤花の涙に戦う覚悟を決める。あの日、櫻の中に埋めてきた願いを守るために…。ついに辿りついた智鋪衆の本当の目的、それは最後の咒言を為すためだった!“厳霊編”第3弾!
著者等紹介
結城光流[ユウキミツル]
2000年9月『篁破幻草子 あだし野に眠るもの』で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ガーガー
27
今までみんなのために頑張ってきたのにまだまだ頑張らないといけない昌浩。どうしてこんなに悪いことばっかり起きるのか…。安倍の清明の孫として生まれた運命なのか。藤花とのやりとりは、思わずこれ以上昌浩に期待しないでくれ!と言いたくなったり。2017/11/19
よっしー
14
本当に重たすぎる…。前作から話としての進展はありましたが、内容はどんどんとマイナスの方向へ向かっているようにしか思えません。昌浩の寿命、自覚がある上に周囲が止めても信念の為、守りたいものの為に自らを犠牲にして走り続けるのでしょうね。笑って迎えられる結末を信じたいものです。 個人的には久しぶりに太裳の活躍が見れて嬉しかったです。そろそろ青龍にも出番を期待します(笑2019/02/20
プリムローズ
7
前の巻で、昌浩の寿命が短いと聞き「え?それならあと少しで終わる!」と一瞬喜んだ私。この巻を読み、「ああ。まだまだ続くのか。」とため息をつきました。前の巻より話が全然進んでいないですね。内容がなさすぎて、普段二日で一冊のペースのところ、一日で読み終わりました。人気シリーズで引き伸ばしたい出版社の都合はわかりますが、いい加減終わらせてほしいです。2018/02/27
火狐@二児の子育て奮闘中
6
もっくんとじい様可哀想です。ずっとずっと主人公に虐めが酷すぎる作者!そろそろやめて!幸せに死ねましたって落ちにだけはしないで欲しい。2018/03/12
鈴音
6
昌浩が藤花を大切に想うたびに、藤花が昌浩と生きたいと想うたびに泣きました。一緒に生きていきたいとふたりとも願うのに言葉に出せず、伝えることもできずただ胸の内に秘めていることに切なくなります。幸せになってほしいと願ってしまいます。試練と悲しいことが続いていて心臓が痛くなります。成親に帰ってきてほしいです。斎や姫宮、風音が無事であってほしい。ここ何巻かは読み終わってからは願ってばかりな気がします。2017/10/08