角川oneテーマ21<br> 私の死生観

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角川oneテーマ21
私の死生観

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  • サイズ 新書判/ページ数 238p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784041019740
  • NDC分類 490.15
  • Cコード C0295

内容説明

同じお寺でお墓を買う、生きてる間も死んだ後も善き仲間…“墓友”による納得の生き方、死に方。

目次

ガンという病気の「いい面」(与謝野馨)
夫婦で同じ墓に入るために(奥田瑛二)
家族の結束(安藤和津)
命を削って作品を創る(三枝成彰)
目標は最高の自分(川島なお美)
「何を残すか」は考えない(森本敏)
大事な仲間のつくり方(堀紘一)

著者等紹介

与謝野馨[ヨサノカオル]
1938年東京都生まれ。東京大学法学部卒業。政治家。中曾根康弘氏の秘書を経て、76年に衆議院議員初当選。文部大臣、通産大臣、自民党政調会長などを歴任。第一次安倍内閣では官房長官、麻生内閣では財務・金融・経済財政の三閣僚を兼務した。民主党菅政権では経済財政政策担当大臣として入閣。政界随一の政策通として知られる。歌人の与謝野鉄幹、晶子は祖父母にあたる。2012年に政界からの引退を表明した

森本敏[モリモトサトシ]
1941年東京都生まれ。関西育ち。元防衛大臣、安全保障スペシャリスト。防衛大学校卒業後、航空自衛隊に入隊。外務省に出向後、入省。92年に外務省を退官し、野村総合研究所主席研究員を務めながら、慶應義塾大学をはじめとした多くの大学で教鞭を執る。2000年、拓殖大学国際学部教授に着任し、その後は特任教授を務める。12年には民間人初の防衛大臣として入閣した

三枝成彰[サエグサシゲアキ]
1942年生まれ。東京音楽大学客員教授。東京藝術大学大学院修了。2007年、紫綬褒章受章。08年、日本人初となるプッチーニ国際賞を受賞。11年、渡辺晋賞を受賞

堀紘一[ホリコウイチ]
1945年、兵庫県生まれ。株式会社ドリームインキュベータ代表取締役会長。東京大学法学部卒業後、読売新聞経済部を経て三菱商事に勤務。ハーバード・ビジネススクールでMBA with High Distinction(Baker Scholar)を日本人としてはじめて取得。その後、ボストン・コンサルティング・グループで国内外の企業の経営戦略策定を支援。89年には同社代表取締役社長に就任。2000年にドリームインキュベータを設立

安藤和津[アンドウカズ]
1948年、東京生まれ。学習院初等科から高等科、上智大学卒業後、イギリスへ2年間留学。その後、奥田瑛二氏と結婚。NHKやCNNのキャスターを務めた後、TV・ラジオなど多数の番組に出演。教育問題、食、自身の介護体験などをテーマにした講演会などもおこなう。文科省、厚労省などの審議会委員も務める

奥田瑛二[オクダエイジ]
1950年愛知県生まれ。俳優、映画監督

川島なお美[カワシマナオミ]
1960年、名古屋生まれ。青山学院大学英文科入学と同時にデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

もくたつ(目標達成)

3
3。著名で高齢な方々が同じ墓地に並んだ墓を買ったという話。自分の家の墓を参る度に仲間の墓も掃除するというのもいいし、毎年仲間で集まって墓地で花見をし、その後蕎麦屋でお蕎麦を食べるというのもいい。終活も、一人でやらず誰かと一緒にやったら楽しいかもしれないと思った。2022/01/27

Go Extreme

2
ガンという病気のいい面ー与謝野馨 ビッグバンと地球の寿命 夫婦で同じ墓に入るためにー奥田瑛二 60代は助走期間 肉体年齢=精神年齢 家族の結束ー安藤和津 人生の分岐点 命を削って作品を創るー三枝成彰 特攻 餓死・日本兵 遺された時間と仕事に必要な時間 オペラ=命を削る作業 定年後の挑戦と拷問 手術と死生観 目標は最高の自分ー川島なお美 現代病と民間療法 体温と睡眠 何を残すかは考えないー森本敏 特攻と航空自衛隊 大事な仲間のつくり方ー堀紘一 おもしろおかしく 趣味はコンサルティング 文化や雰囲気の老人化2022/05/14

(˙-˙э ))э

0
都内の同じ墓所に墓を持つ(あるいは持とうか検討中の)7人による死生観の本。生前この本で語ったとおりに最後まで舞台に立った川島なお美さんは、凄い人だなと改めて思った。並大抵の精神力や覚悟がなければ、できることではないと思う。2015/12/27

りりあん

0
川島なおみが、生前に死をどう考えていたのか気になって読んでみた。舞台の上で寿命を全うしたいと話していたので、女優として、その美意識を貫いたのだな…と思った。ラストの堀紘一の何というか自由な感じも印象に残った。父親の納骨でお経なしとか、故人の遺志でもなかなかできないと思う。2015/12/23

モビエイト

0
あらゆるジャンルの方々がとんな死生観をもっているのか興味があり手に取りました。この7名はおなじ場所にお墓を持つご近所さんという墓仲間というのに驚きましたが面白いと思いました。2014/12/06

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