角川oneテーマ21<br> 沸騰!図書館―100万人が訪れた驚きのハコモノ

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角川oneテーマ21
沸騰!図書館―100万人が訪れた驚きのハコモノ

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  • サイズ 新書判/ページ数 228p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784041018163
  • NDC分類 016.219
  • Cコード C0295

内容説明

これからの本との出会いのカタチ。人口5万人の町に日本中から客が訪れる武雄市“TSUTAYA”図書館の挑戦。

目次

第1章 閉館図書館と呼ばれて(夕方早々で「入館、お断り」;自己紹介、良くも悪くも ほか)
第2章 TSUTAYAを口説く(カンブリア宮殿で一目ぼれ;増田社長に会いたくて ほか)
第3章 大荒れ議会と大荒れネット(基本合意;平凡公務員、嵐に遭う ほか)
第4章 新図書館攻防戦、土壇場まで(スターバックスにこだわる;アンケートの追い風に ほか)
第5章 図書館に街が誕生した!(オープン初日で悪夢が消える;スタバ店員「市長、もう無理しないでください」 ほか)

著者等紹介

樋渡啓祐[ヒワタシケイスケ]
武雄市長。1969年、佐賀県武雄市生まれ。東京大学経済学部卒業後、総務庁(現総務省)に入庁。大阪府高槻市市長公室長への出向などを経て、総務省大臣官房秘書課課長補佐を最後に同省を退職。2006年、武雄市長選に出馬し当選。当時の全国最年少市長として注目を浴びる。テレビドラマ「佐賀のがばいばあちゃん」のロケ誘致をはじめ多くのユニークなアイデアで市の活性化を実現。中でも13年4月にカルチュア・コンビニエンス・クラブが運営を受託しリニューアルオープンした武雄市図書館は画期的な公共施設として話題となっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

三代目 びあだいまおう

229
激しく共感!図書館は普段使わないが読書好きには欠かせない場所だろう。地方の活性のために図書館の息吹き復活を目論む若き市長と夢深きTSUTAYA社長の物語。『前例がない!』無敵の剣のように表する輩には現状の苦難を脱するノウハウはない!しかし、甘く温い現状を打破しようとする者にとって壁は厚い❗私にとってそれは極上のユンケル!俄然意欲が湧きます!成功論を説く者は多分に『運』と『時勢』を伴う。だから好まない!図書館で新刊が買える!斬新な試みは血肉を削って作品を生む作者を多少救うだろう。生涯いずれか行きたい‼️🙇2019/01/21

鉄之助

216
元・武雄市長、樋渡啓祐氏の熱い思いが溢れる好著。考えさせられること多し。武雄市図書館の書架写真を見て、まず思ったのが、「大英博物館のリーディングルームに似ている!」。予想に違わず、樋渡さんは、「壁をアートにしたかった」とデザインにとことんこだわった。ワクワクを探し、精一杯、生きたい!と強く思わせてくれた一冊だった。。2019/09/01

mitei

199
図書館が地方再生の切り札になるいい例。こんな街に住みたいなと思う。2014/05/17

おいしゃん

97
全国初の、TSUTAYAが運営する図書館を作った、佐賀県武雄市の市長のおはなし。著者である市長は、東大から総務省へ入省。そして若くして課長補佐になっている経歴だけ見ると、さぞアタマの堅いエリートなのかと思う。しかし文章を見て、堅いどころか、柔らかすぎる発想の数々にビックリ。それ故に、批判や反発も数多く受けているようだが、こういうチャレンジャーな官僚がいるのは、実に心強い。2015/05/28

kinkin

77
武雄図書館を実際に見たわけでもないのでこの図書館について感想することは出来ない。しかし図書館というもののあり方について考えさせられた。読書家にとっては大事なハコモノであるが読書にまったく関心のない方が本書にでてくるような斬新な図書館を見たときの気持ちはどうだろう。その辺の市民の意見ももっと書いても良かったと思う。市長自ら考えて作った図書館。客観的に取材した本があれば読みたいと感じた。2016/01/08

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