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角川文庫
コブラ〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 254p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041013274
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

「南米コロンビアから流入するコカインを撲滅せよ」。米大統領からの指令が下ったのは、「コブラ」の異名を持つ元CIA局員、ポール・デヴロー。冷戦を戦い抜き、対テロ戦争にも従事した男。大統領からの全権委任状を取り付けたコブラは、「復讐者」ことキャル・デクスターを仲間に加え、任務を遂行する。巨大麻薬組織“兄弟団”を標的とする“プロジェクト・コブラ”が幕を開けた!国際謀略小説の巨匠による超一級エンタテインメント!

著者等紹介

フォーサイス,フレデリック[フォーサイス,フレデリック] [Forsyth,Frederick]
1938~。英ケント州生まれ。空軍のパイロットなどを経て、ロイター通信、BBC放送の記者を務めた後、作家に。1971年ドゴール暗殺をテーマに書いた長編『ジャッカルの日』で小説家としてデビューして以来、綿密な取材力とストーリーテリングの天賦の才で世界を沸かせ続けている。現在も“マスター・ストーリーテラー”の称号は衰えることはない(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヨーイチ

34
例によってコメントは下にて。少し前の出版だが21世紀突入から大分経ち、平成も終わろうとしている今、未読のフォーサイスを読んでいるのが信じられない。かつてベルリンの壁崩壊、ソ連の消滅で思ったのは「これでアメリカの一人勝ちかぁ」と「フォーサイスはネタがなくなって新作が難しかろう」って事だった。活劇より段取りを重視する描写は相変わらずのフォーサイス節。今のところ、ちょっとギャングが可愛そうになるくらいの展開。2018/09/08

ひよこ

28
麻薬カルテルを本気で叩き潰すために暗躍するコブラチーム。セリフは少なく、今のところまだ作戦の準備しかしていないが、一体何が始まるのか、めちゃくちゃ気になる!すぐ下巻へGO!2022/09/17

James Hayashi

26
ストーリーは意外とシンプル。南米コロンビアから密輸されている麻薬とカルテル撲滅を狙い遂行するプロジェクトコブラ。シリーズものらしいが、前作を読んでいなくてもついて行けます。似たようなストーリーの映画や小説は山ほどあるが、上巻までは順調。今後どれ程熱中させてくれるのか?下巻へ。2017/08/25

きょちょ

25
「アヴェンジャー」は面白かった。 その主人公キャル・デクスターと、彼を殺そうとしたCIA高官(この作品では元)ポール・デヴロー(通称コブラ)が手を組む。 アメリカ大統領から全権を任されて、コカイン産業を撲滅にかかる。 ターゲットとしたのはコロンビアの巨大麻薬組織「兄弟団」。 上巻は準備段階。 キャル・デクスターも今回は自身で派手なアクションを繰り広げることはなさそうだが、それでも面白い! 特にいろいろな工作が。 これからどうなるのか、まずは約80隻の麻薬密輸船からか。 この作品もワクワクだ~。 ★★★★2018/07/10

ゆーぼー

9
コカイン一掃のミッションを大統領から受けた、コブラの作戦は周到極まりもないものだ。 人畜無害に見える貨物船を移動基地に偽装するところは、カッスラーのオレゴン号からヒントを得たのだろうか? さてさて、準備は整ったので、コカイン密輸団とのバトルを期待して下巻へ進もう。2021/04/28

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