朝日新書<br> 缶詰に愛をこめて

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朝日新書
缶詰に愛をこめて

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  • サイズ 新書判/ページ数 214p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784022735355
  • NDC分類 588.9
  • Cコード C0295

出版社内容情報

【文学/随筆】小学生の飯ごうすいさんで食べたイワシのしょうゆ煮缶に始まり、チョウシタ印サンマかば焼き缶、サンタ印のカレー缶、サバの水煮缶、クジラの須の子缶へと広がった缶詰遍歴。魚介編、野獣編、果物編、缶詰レシピ集と、缶詰への愛が丸ごと詰まった一冊です。

内容説明

小学生の時、「イワシの醤油煮」で缶詰に目覚め、中学生の時、「サンマの蒲焼き」でさらに缶詰にはまり、高校生の時、「サンタ印のカレー」で缶詰への愛を確信し、大学生の時、「サバの水煮」「クジラの須の子」缶で悟った―缶詰に心ときめかせ、鼻うごめかせ、涎をあふれさせてきた大いなる缶詰愛好家が、缶詰との出会いから、その愛し方まですべてを熱く語り尽くす。

目次

第1章 セピア色のわが缶詰遍歴
第2章 俺が愛した缶詰たち―魚介編
第3章 眩しき缶詰たち
第4章 俺が愛した缶詰たち―野獣編
第5章 俺が愛した缶詰たち―野菜・果物編
第6章 わが思い出の缶詰たち
第7章 俺が愛した缶詰たち―おやつ編

著者等紹介

小泉武夫[コイズミタケオ]
1943年福島県の酒造家に生まれる。東京農業大学農学部醸造学科卒。発酵学者。文筆家。東京農業大学名誉教授。現在、鹿児島大学、琉球大学、広島大学などで客員教授を務める。学術調査を兼ねて辺境を旅し、世界中の珍味、奇食に挑戦してきた「食の冒険家」でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おいしゃん

31
缶詰と会話しちゃうくらいの、缶詰と食べ物愛が伝わってくる一冊。小泉名誉教授が繰り出す、ダジャレとかわいい擬音がやみつきになりそう。2019/08/08

スリーピージーン

17
著者の缶詰に対する愛があふれていて、とてもおもしろかった。缶詰は魚介編、野獣編、果物・野菜編とあり、そのほかには小泉せんせいの缶詰遍歴や思い入れ。昨今はさばの水煮缶詰が健康食として話題に上ることが多い。偶然手に取った新書だったが、なるほど魚の栄養(油脂や骨も)が丸ごと摂れる優れた食品だとわかった。メディアにもよく登場する小泉せんせいの声が聞こえてきそうな語り口。オノマトペもダジャレも缶詰とともに味わい深いものです。ツナやサケくらいしか食べたことがないので、帰りにさばの水煮缶買ってみました。2018/05/21

ようはん

14
小泉流各種缶詰の美味い食べ方が文章読むだけで美味そうに感じてしまった。定番物の缶詰だけでなく小泉先生の著書ではお馴染みシュールストレミングを始め、タガメ等の外国の缶詰や金平ごぼうの缶詰等幅広く紹介されている。2020/03/12

マカロニ マカロン

7
個人の感想です:B。タイトル通り小泉先生の缶詰に対する一方ならぬ偏愛ぶりがたっぷりと詰まった一冊でした。炊きたての熱々ご飯に缶詰を汁ごとぶっかけてガツガツガツと食べたり、牛肉大和煮とか赤貝の缶詰をつまみながら日本酒をコピリンコとやりたくなること請け合いです。しかしながら、蜂の子とかシュールストレミングとかご遠慮申し上げたいものとかもありました。災害時の非常食にも役立つし、安価で経済的でもあるし、おつまみにもなるし、明日さっそくデパ地下に行って旨そうな缶詰を漁って来よう!2014/06/12

もけうに

7
本気で缶詰を愛しているんだなあ…ということはひしひしと伝わった。著者は色んなあだ名がつきすぎだろうw「小泉流 ~缶の愛しかた」は8割方ぶっかけ飯だったようなw日頃馴染みのある缶詰は、サバ・さんま・ツナ・フルーツぐらいだったので、こんなに色々な種類の缶詰があることを初めて知った。思わずスーパーの缶詰コーナーへフィールドワークに向かってしまったよ。擬態語が非常に独特で、ありきたりなグルメ本より味がダイレクトに伝わってくる。これも著者の缶詰愛の為せる業か。2014/05/05

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