出版社内容情報
【文学/その他】歌手・小椋佳が70歳を迎えて書き下ろす人生の総まとめ。自作の「シクラメンのかほり」など100曲を選び、その曲が生まれた経緯や意外な事実のすべてが明かされる。来秋4日間にわたる大々的な「生前葬コンサート」でその100曲を歌う。そのテキストでもある。
内容説明
生前葬コンサートで歌われる100曲に因みつつ、古希の小椋佳が綴る渾身の遺言エッセイ100題。
目次
しおさいの詩
秋の一日
流行電車
よじれた魂
思い込み
飛べない蝙蝠
愛しき日々
身辺抄
電話ボックス
ギャラクシーパーフェクション〔ほか〕
著者等紹介
小椋佳[オグラケイ]
1944年、東京・上野生まれ。本名・神田紘爾。シンガー・ソングライター。東京大学法学部を卒業し67年に日本勧業銀行(のちの第一勧業銀行、現みずほ銀行)入行、浜松支店長、本店財務サービス部長などを歴任する。71年にアルバム『青春―砂漠の少年』を発表して、音楽活動を並行させた。多くのアーティストに作品を提供している。また、オリジナルのミュージカル創作や音楽舞台創造にも意欲をこめている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
TakaUP48
59
2014年に、「けり」をつけると4日間の生前葬コンサートを実施。同じステージはなく、100曲の自作曲を歌った。その100曲にから思いついたことを徒然に書いた本。バスケ、ボートなどの部活経体育系?中学時代より作曲。東大を卒業後、銀行に就職し組織人と創作人を兼ねる。自身は、胃癌と劇症肝炎で生死を彷徨も、ヘビースモーカーでコーラーマン?美空ひばりの周年アルバムに、三橋三智也に書いていた曲を提供。次男の難病克服と自身の歌。6歳からの幼なじみの奥様など、自分の知らないことがぼろぼろと…。面白いが、疲れた本でした。2022/10/10
読みmas
0
個人的な銀英伝ブームの勢いで読んでしまった この詞にはこういう意味が・・・というお話2017/08/27
尾原道場
0
小椋佳さんあらためて「いいね!」2015/09/06
tecchan
0
当時、ラジオの深夜放送で1枚のL Pレコードを解説もなしにそのまま流す番組があった。3畳一間の下宿で何気なしに聞いたラジオから流れてきたのが、小椋佳の処女アルバム。小椋佳って誰かも全くわからなかった。その歌はフォーク全盛の時代にあって衝撃的だった。そして熱烈なファンに。古希を迎えるにあたって一区切りをつけるべく2013年に開いた「生前葬コンサート」。本書は、コンサートで歌う100曲にまつわる話など、小椋佳が残したかった遺言的エッセイ。2020/05/22