- ホーム
- > 和書
- > 教養
- > ノンフィクション
- > ノンフィクションその他
内容説明
本田圭佑=飛車?長友佑都=香車?ピッチと盤面の共通性を解き明かす。
目次
第1章 将棋のルール(駒の初型と対局の流れ;棋譜と駒の種類)
第2章 サッカーで捉える将棋の一局(一局と1試合の流れ;フォーメーションと陣形 ほか)
第3章 戦法と戦術(居飛車と振り飛車の違い;相掛かり戦法―速攻タイプ ほか)
スペシャル対談1 波戸康広×野月浩貴―サッカーと将棋、その“共通性”を考える
第4章 局面の共通点(大駒と小駒の連係=本田圭佑のポストプレー;頭金=1トップでゴールを決める ほか)
第5章 チームのスタイルと将棋の戦法(日本代表の連係プレー=角換わり腰掛け銀;スペイン代表のポゼッション=相掛かり戦法 ほか)
スペシャル対談2 中村憲剛×渡辺明―サッカーと将棋、それぞれの“思考”
著者等紹介
いしかわごう[イシカワゴウ]
北海道根室市出身。アマチュア三段(日本将棋連盟三段免状所有)の将棋系サッカーライター。サッカー専門新聞紙エル・ゴラッソの記者を卒業し、現在は川崎フロンターレを中心に取材。テレビ番組の構成など活動の幅も広げている
野月浩貴[ノズキヒロタカ]
プロ棋士、七段。北海道札幌市北区出身。1996年前期の奨励会三段リーグで11勝7敗の成績2位となり、四段昇段(プロ入り)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
そり
10
将棋入門でなくて、将棋戦法入門。サッカーのノウハウが応用できるからか、普通の入門本より若干高度め。私はサッカーをまるで知らないので、逆にそちらを知れて面白かった。▼個人的に、45分間ひたすら早指しをする、というのが将棋をサッカーに寄らせてみた感覚なのかなと思っている。そうなったら確かにスポーツだなあ。しんどそう。2014/03/18
ひかり
6
将棋もサッカーも初心者の人向けに分かりやすく説明されてる感じですばい( ̄∀ ̄)2023/06/10
かやは
6
サッカーファンにむけた将棋の戦法入門。どちらもあまり詳しくない自分にはあまりピンと来なかったが、フォワードは歩兵、サイドバッグは香車など、サッカーのポジションを駒に置き換えて説明しているのは面白いと思った。サッカーも陣を取ることが重要視されるスポーツだろうから、サッカー好きな人には将棋は楽しめるんだろうと感じた。2017/09/22
の
3
むむむ。駒とポジションはプロが見るとこう見えるのね。息子と唸ってしまった。2015/09/24
not six
2
著者いわく、サッカーファンに将棋に興味をもってもらいたい、らしいが、むしろサッカー門外漢の将棋ファンの方が楽しめると思う。つまり私。興味はあれど取っつきにくく感じていたサッカーは言われてみれば将棋にそっくり。サイドバックは香車、トップ下は歩兵。3バックは舟囲い(笑)サッカーの敷居がものすごく低くなりました。2014/01/06