• ポイントキャンペーン

岩波ジュニア新書
宇宙と生命の起源〈2〉素粒子から細胞へ

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 240,/高さ 18cm
  • 商品コード 9784005007776
  • NDC分類 K440
  • Cコード C0244

内容説明

宇宙は何でできている?宇宙の一番星、天の川、太陽、そして地球はどうやってできた?ブラックホールの意外な役割とは?最初の生命とは?DNAを通して見た生命像には目からウロコ。細胞が誕生し、進化と大量絶滅を経てわたしたち人類に至る、美しくも壮大な138億年のドラマ。第一線の研究者12人が熱く語る。

目次

宇宙は何でできているのか(野尻美保子・高エネルギー加速器研究機構素粒子原子核研究所教授)
宇宙の一番星(大向一行・東北大学大学院理学研究科教授)
天の川の見方(本間希樹・国立天文台水沢VLBI観測所准教授)
宇宙の陰の主役 ブラックホール(嶺重慎・京都大学大学院理学研究科教授)
いまどきの太陽(浅井歩・京都大学宇宙総合学研究ユニット特定准教授)
太陽系の元素は銀河系から(橘省吾・北海道大学大学院理学研究院准教授)
新世界―見えてきた系外惑星(小久保英一郎・国立天文台理論研究部教授)
地球らしさとその芽生え(生駒大洋・東京大学大学院理学系研究科准教授)
物質から生命へ(岩崎秀雄・早稲田大学理工学術院教授)
ゲノムからひもとく生命進化の道のり(岩崎渉・東京大学大学院理学系研究科准教授)
大量絶滅と進化―生命と地球と宇宙との関わり(磯崎行雄・東京大学大学院総合文化研究科教授)
地球上に拡がったヒトという生物(米田穣・東京大学総合研究博物館教授)

著者等紹介

小久保英一郎[コクボエイイチロウ]
1968年仙台市生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。現在、国立天文台理論研究部教授。東京大学大学院理学系研究科教授兼任。専門は惑星系形成論

嶺重慎[ミネシゲシン]
1957年札幌市生まれ。東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。現在、京都大学大学院理学研究科教授。専門は宇宙物理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

白義

14
宇宙で一番最初に生まれた星はどのように生まれたのだろうか。今の生命の一番共通の子孫とは。宇宙の中で地球はどのように今の環境になったのか。最新の仮説、研究成果を盛り込みさらに深くその謎と神秘に迫った密度のある講演集。宇宙線による地球寒冷化と生物絶滅を繋げた「統合版プルームの冬」など魅力的でイメージの広がる話が多い。また、iPS細胞など最新のトピックも豊富に盛り込まれていて、スケールでかく、序文の「わたしたちはどこから来たのか、わたしたちは何者か、わたしたちはどこへ行くのか」を考えられる2014/12/11

takao

2
ふむ2022/12/27

0
10^-15がフェムトというのは初めて知った。学部時代に素粒子と宇宙という授業を教原で受けたが全く覚えていないかったことが悲しかった。原始の構造すら忘れている。ダークマターは反応率が小さく、高温のときに作られたらしいが、DQMかと思うほどの無知である。著者が困る説明として、すべてのものに質量を与えるヒッグス粒子の研究は神戸大学で行っていると記事になったので覚えている。銀河系構造の模式図として、バルジやハローなどが格好いいと思った。新世界の章では軌道進化や金星の水の行方など面白い題材だった。2015/12/25

toto99

0
中身が濃い。これだけの紙面でまとめたことに驚き。かなりの基礎知識が必要でしょう。宇宙も新陳代謝しているわけで、これも生命と見えないこともないですよね。2014/10/29

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8114458
  • ご注意事項