岩波ジュニア新書<br> 音のない世界と音のある世界をつなぐ―ユニバーサルデザインで世界をかえたい!

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岩波ジュニア新書
音のない世界と音のある世界をつなぐ―ユニバーサルデザインで世界をかえたい!

  • 松森 果林【著】
  • 価格 ¥1,056(本体¥960)
  • 岩波書店(2014/06発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784005007769
  • NDC分類 K369
  • Cコード C0236

内容説明

10代で失聴した著者は、あるできごとをきっかけに「音のある世界と音のない世界をつなぎたい!」とユニバーサルデザイン(UD)の道を志す。生活用品から公共施設、情報のUD化まで幅広く手がけるのは、だれもが暮らしやすい社会の実現を目指してのこと。その仕事ぶりからは、UDの「今」だけでなく、著者の熱い思いが伝わってくる。

目次

第1章 静かな大惨事―音のない世界から(震災から見えたこと;障害者の死亡率 ほか)
第2章 音のない世界から見た社会(「音のある世界」と「音のない世界」;情報は目から入ってくる ほか)
第3章 ユニバーサルデザインで世界をかえたい(「普通」って何?自分らしさって何?;少しずつ聞こえなくなる ほか)
第4章 「聞こえない」と「聞こえる」をつなげていく(「共用品ネット」で広がる世界;新しい体験 ほか)
第5章 「私だからできる」を仕事に(「聞こえないこと」が強み;当事者の実体験を提案する ほか)

著者等紹介

松森果林[マツモリカリン]
1975年、東京都生まれ。ユニバーサルデザインコンサルタント。小学4年で右耳を失聴、中学から高校にかけて左耳の聴力も失う。筑波技術短期大学デザイン学科卒業。在学中にTDLのバリアフリー研究をしたことがきっかけで「ユニバーサルデザイン」が人生のテーマとなる。オリエンタルランドなどを経て独立。NHK・Eテレ「ワンポイント手話」出演、「ろうを生きる難聴を生きる」司会。「井戸端手話の会」主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おせきはん

13
聴覚に障がいのある著者が、ユニバーサル社会の実現に向けて取り組んできたことについて語っています。障がいのある方々の悩み、ご苦労も、障がいの程度や種類などによって様々です。多くの方々の意見に接し、意見交換を重ねながら相互に理解を深め、よりよい方向を目指していくことと、状況の改善のために情報技術を活用することが、これからも大切だと改めて思いました。聴力の衰えを受け入れられず、ご苦労されていた中学生・高校生時代の様子が率直に語られていたのも印象に残りました。2019/11/30

bros

11
自分読み。学校本部役員としての参考資料。著者はNHKの手話で見かける方。思春期に中途失聴になられて読んでいくうち涙がでた。通常時でも生活しにくい状態なのだと読んでみて改めて感じた。と同時に緊急災害時を想定すると、もっと深く掘り下げて対策しなければ、ならないと。世界の誰にでもわかるユニバーサルデザインを最初から取り組む姿勢が必要。もっと視野を広げて心を広げていきたいと思った。2015/06/13

ゆうき

8
良本。2017/06/17

K K

4
素晴らしかった。 わたしは仕事柄通訳、翻訳をしていますが、企業勤めで結局利潤追求のため社会に役立っている喜びはありません。 そんな中当初に出会い衝撃を受けました。耳の聞こえないことがわたしの強みとおっしゃっている松森さんには素晴らしい使命やエネルギーを感じます。わたしなんて甘々だな、と恥ずかしさを覚え襟元を正したくなりました。逆境こそ恩寵なり。人生に絶望なし。 もっと人の役にたつ仕事を将来やりたいと思いました。2018/03/24

りょうちん

4
「レインツリーの国」(有川浩著)で中途失聴者の苦労を初めて知りました。著者もまた中途失聴者で、中学~高校という多感な時期に徐々に聴力を失ったそうです。聞こえる世界と聞こえない世界を知っている著者だからこそできる二つの世界をつなぐ仕事に対する情熱がたくさん詰まっている本です。「ユニバーサルデザインとは決して難しいことではなく、まずは自分とは違った他者に目を向け、話を聞き、困っていることや嬉しいことを共有していくことから始まります」(あとがきより)世界中の人と人が繋がっていくために必要な心構えだと感じました。2014/08/24

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