岩波ジュニア新書<br> 憲法読本 (第4版)

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岩波ジュニア新書
憲法読本 (第4版)

  • 杉原 泰雄【著】
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  • サイズ 新書判/ページ数 304p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784005007684
  • NDC分類 K323
  • Cコード C0232

出版社内容情報

〈憲法がはっきりと認めていることがらについて、憲法がはっきりと認めている方法でしか、権力者は政治を行うことができない〉という「立憲主義」の解説から始まる、日本国憲法の定評ある入門書の最新版。憲法改正への声の高まる今、人権保障、権力の民主化、平和主義など世界に誇れる現憲法の考え方を深く学ぼう。

内容説明

“憲法がはっきりと認めていることがらについて、憲法がはっきりと認めている方法でしか、権力者は政治を行うことができない”という立憲主義の解説から始まる、日本国憲法の定評ある入門書の最新版。現憲法は、近現代における人類の苦しみを克服しようとする原理・原則をもつ。人権保障、権力の民主化、平和主義など、その考え方を深く学ぼう。

目次

1 現代社会と立憲主義
2 日本の立憲主義のはじまり―大日本帝国憲法(明治憲法)
3 日本国憲法の制定
4 日本国憲法のしくみ
5 日本国憲法はどのように運用されてきたか
6 日本国憲法を国民の手に―主権者・国民の出番

著者等紹介

杉原泰雄[スギハラヤスオ]
1930年、静岡県伊豆半島の大仁町に生まれる。軍需工場へ動員されていた旧制中学3年のとき、空腹のなかで「8月15日」を迎え、戦争と平和の問題を考えざるをえなくなる。翌年、日本国憲法に出会う。1961年、一橋大学大学院法学研究科博士課程を卒業(法学博士)。一橋大学教授、東海大学教授、駿河台大学教授を経て、一橋大学名誉教授、駿河台大学名誉教授。専攻は憲法学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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壱萬弐仟縁

30
モンテスキュー『法の精神』:権力者は権力を濫用しがち。ジェファーソン:自由な政治は、猜疑に基づいて建設。権力を託す人を憲法で拘束するのは、猜疑に由来(6頁)。日本国憲法とは、人類の史的努力の成果(103頁~)。憲法を自分のものとし、政治を監視するようになるとき、日本の現代市民革命は完成する(107頁)。なによりも重要なことは、核戦争・ミサイル戦争の時代には、どんな軍備をもっても、国家の独立と国民の権利・自由を守ることができないこと(123頁)。学問の自由:知は力です(135頁)。2016/01/10

coolflat

14
91頁。GHQは新しい憲法の制定を急いでいた。なぜ急いだのか。GHQの態度は「押し付け憲法」の非難を受けかねないものだったが、これがやがて「押し付け憲法論」の口実となっていく。天皇制を廃止せずに修正してうまく利用しようとしたアメリカにとっては、他の連合国が我慢できるような新しい天皇制を急いで設ける必要があった。オーストラリア、ソ連、ニュージーランド、フィリピンなどは、明治憲法の天皇制のうちに侵略戦争の根本原因を見出して、天皇制の全面的な廃止(共和制)を主張したり、天皇を戦争犯罪人として指名したりしていた。2023/07/27

よしひろ

8
憲法の持つ力がその国の国体を作り、自衛隊や平和の関係も作り出していく。2016/04/07

NICK

7
憲法9条がどうのこうのとたびたび話題になるが、そも憲法とは何か。近代以降の市民国家における憲法成立の歴史やその意義、帝国時代の憲法の解説から戦後憲法の運用まで、ジュニア向けレーベルでありながら憲法についての基礎的な知識を包括的に獲得できる便利な一冊。近代的な憲法は本来ならば権力の暴走を防ぐための、いわば下(主権者たる国民)からの要請なのだが、ドイツや日本といった近代化後発組は上(権力者)からの近代憲法を制定した。丸山眞男にも通じるこの「上から」の政治は、まさに今現在においても課題となり続けているだろう2016/01/11

Takao

5
2014年3月20日発行(初版)。1981年に「初版」、1993年に「新版」、2004年に「第3版」が発行されている。この30数年の憲法をめぐる環境の変化はまさに「激変」しているが、日本国憲法制定に至る戦前の歴史はどうだったのか、政府の行為によって日本はどのような「戦争の惨禍」を経験したのか、日本国憲法の「原点」は一体なんだったのか大切に考えたい。そんな読者にはうってつけのコンパクトな著書だ。中高生にとってはやや難しいかもしれないが、教科書の記述では補いきれない「原理」について学ぶことができるだろう。2017/10/08

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