内容説明
折り紙にヒントを得た画期的な工法や、柑橘の風味のする鮎、かけるだけで痩せられる(?)ダイエットめがねなど、ユニークな発想による目からウロコの研究を紹介します。人の幸せに貢献するため、創造的な研究にたずさわる知的探究者たちの熱意に満ちた研究開発物語です。
目次
ネタバレ防止ブラウザの研究(中村聡史)
柑味鮎の開発(赤壁善彦)
対話型顔画像美観化システムの研究(荒川薫)
食べたつもりになるARダイエットメガネ(鳴海拓志)
かわいいの系統的研究(大倉典子)
芋エネルギーが地球を救う(鈴木高広)
建築の音づくり(上野佳奈子)
やわらかボディーのEV(升島努)
工学部機械系の心理学者(葭田貴子)
大学の知財を活用して起業しよう(鈴木堅之)
自らの感性を生かした「人間の幹」サイエンス(跡見順子;折紙工学から折紙工法へ(萩原一郎)
著者等紹介
萩原一郎[ハギワライチロウ]
1970年、京都大学工学部数理工学科卒業。1972年、京都大学大学院工学研究科数理工学専攻修士課程修了。東京大学工学博士(機械工学)日産自動車(株)、東京工業大学大学院理工学研究科教授を経て、明治大学研究・知財戦略機構特任教授、先端数理科学インスティテュート(MIMS)副所長。東京工業大学名誉教授。日本学術会議会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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