岩波新書<br> ものの言いかた西東

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岩波新書
ものの言いかた西東

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004314967
  • NDC分類 818
  • Cコード C0281

内容説明

おしゃべりな人、無口な人…。ただの個性と思われがちなものの言い方にも、実は意外な地域差があった!さまざまな最先端の研究成果を用い徹底分析。「ありがとう」と言う地域・言わない地域など、具体的なデータをもとに、ものの言い方の地域差と、それを生み出す社会的背景を明らかにする。目からウロコ、新しい方言論の誕生!

目次

ものの言い方にも地域差がある
口に出すか出さないか
決まった言い方をするかしないか
細かく言い分けるかどうか
間接的に言うか直接的に言うか
客観的に話すか主観的に話すか
言葉で相手を気遣うかどうか
会話を作るか作らないか
ものの言い方の発想法
発想法の背景を読み解く
発想法はどのように生まれ、発達するか
ものの言い方を見る目

著者等紹介

小林隆[コバヤシタカシ]
1957年新潟県生まれ。1983年東北大学大学院文学研究科博士課程退学。博士(文学)。国立国語研究所研究員を経て、東北大学大学院文学研究科教授

澤村美幸[サワムラミユキ]
1980年山形県生まれ。2010年東北大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。日本学術振興会特別研究員(PD)を経て、和歌山大学教育学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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太田青磁

30
沈黙が気になるというのは、逆に言えば沈黙を避けたいということでもある・おまえ、なめとったらいわすぞ・東北はオノマトペによる直接的な描写が盛ん・よう言わんわの場合には、話し手は聞き手が属する現場を抜け出して、そこで起きている事態を外から論評する感じになる・何かを頼むときに悪いという言葉を口にしたら、その人は東日本の出身者と考えてよい・相手に合わせて話を盛り上げるという話し方が、近畿では非常に発達している・ものの言い方には地域差が存在する。そのことに気が付けば、無用のコミュニケーション摩擦は避けることができる2014/09/23

けんとまん1007

27
読みながら「そうそう、そうだった・・」と感じることもたくさん。県外で生活したこともあるので、その時のことなどが蘇ってきた。県民性ということがよく言われるが、それとも関連性があるんだろう。決して、いい悪いではなくて、あくまで違いということ。でも、こうやってみると、改めて日本という国の広さを感じてしまう。時代とともに移り変わりもあるだろうし、もしかすると、今後はますます違いが薄くなっていくのかもしれないと思った。それはそれで少し寂しいことかも。2014/11/25

katsubek

23
学術的と言うには、少々「思い」が入りすぎているかも知れない。でも、内容は楽しい。特に「気遣い」という視点が面白い。でも、こんなにも地域による違いがあるというのは驚き。いやぁ、日本って、狭くて広いトコロなんだねぇ!2014/09/27

小鈴

17
おはようと挨拶をして挨拶を返さない、ありがとうと謝礼をしない。。。ということされると失礼だと思うかもしれないが、マクロで見ると地域差があって、おはようと言う挨拶が「あたり前じゃない」地域があるのは知っておいてもよいかも。実際に東日本大震災で関西からきたボランティアは現地の方々に違和感を感じることが多かったという。後半はなぜ日本でそのような表現の違いが生まれたかを分析しているが一般論過ぎて想定内に留まるものだった。2015/01/25

こうちゃ

16
関西弁・東北弁etcの言葉だけを〔方言〕だと思っていたら、本書では発音から、単語、文法、そして、ものの言い方に至るまで、言葉に関するものすべてが〔方言〕であるという。ものの言い方の地域差を、たくさんのデータや資料をもとに挙げ、無用のコミュニケーション摩擦を避ける手ががりを示す。論文的な難しいことはさておき、あいさつは基本中の基本と思っていたのに、地域によってはあいさつをしないのが当たり前というのに驚き、喧嘩の場面で引用された〔県別罵詈雑言辞典〕って!?とまた驚き、関西圏のテンプレートぶりに笑ってしまう。2014/10/02

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