岩波新書<br> 地球外生命―われわれは孤独か

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地球外生命―われわれは孤独か

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  • サイズ 新書判/ページ数 201p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004314691
  • NDC分類 460
  • Cコード C0244

内容説明

銀河系の多くの星のまわりで惑星系が見つかっている。地球に似た惑星は、ごくふつうの存在らしい。それでは、この宇宙にはわれわれ以外にも生命が存在するだろうか?地球生命の仕組みとその限界をもとに、太陽系天体や他の惑星系に生命が誕生する可能性を考えてみよう。生命科学と惑星科学を総動員し、未来の科学を描く。

目次

第1章 地球生命の限界
第2章 地球生命はどのように生まれ進化したか
第3章 地球の生成条件が少し変わっていたら
第4章 太陽系の非地球型生命
第5章 系外惑星に知的生命は存在するか
おわりに われわれは孤独か

著者等紹介

長沼毅[ナガヌマタケシ]
1961年生まれ、筑波大学大学院生物科学研究科博士課程修了。現在、広島大学大学院生物圏科学研究科准教授。専攻、微生物生態学、極限生物学

井田茂[イダシゲル]
1960年生まれ、東京大学大学院理学系地球物理学専攻修了。現在、東京工業大学地球生命研究所教授。専攻、惑星系形成論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

166
本書は天文学者ではなく、生物学者と惑星形成論を専攻する学者による共著。天文学者たちの多くは、地球外にも生命が存在することに楽観的だが、生物学の立場からはきわめて否定的ということになるようだ。そうしたことを検証するために、まず地球内の極限状況に生息する生命を観察することで、いわば生命としての限界値を探っていく。それを太陽系内、さらには外宇宙へと拡げていくことで可能性を考察するという試みだ。もちろん、現段階では結論は出ないものの、「知的高等」生命ということになると、あるいは全宇宙で我々だけなのかも知れない。2014/04/05

hatayan

48
生物学者と惑星科学者が生命発生の条件と地球外生命の可能性を解説。 地球には海や陸の生き物だけでなく、太陽の光を受けずとも岩石を栄養に苛酷な環境でも生きる地下生物もおり、生物の裾野は広い。生命発生には水があることが条件で、高度な知性を獲得するには脳を動かす酸素が不可欠。宇宙に知的生命を探る試みは50年以上続いているが結果を残すには至らず。太陽系には木星や土星の衛星に生命存在の可能性。太陽系外惑星の観測が90年代以降発達、地球外生命の議論が活発化。 宇宙に生命はありふれているのか、想像力を喚起する一冊です。2019/10/29

フジマコ

39
僕はこのテーマが結構好きです。今手元に本がないので正確なことは分かりませんが、銀河系中だけでも地球とよく似た惑星はめっちゃたくさんあるんですよね。このタイトルで地球外に知的生命体がいるかって飛訳をするのではなく、アメーバみたいな生命体がいる惑星があるんじゃないかなぁってところからこの本は始まります。火星にも芋虫みたいな生命体が大昔にいたって結構リアルに検証されてますもんね。溶岩が吹き出してる海のそことか、油の中でも生きることができる生命はあります。とすれば結構近い惑星に生き物がいるかもって思っちゃいます。2014/03/24

壱萬弐仟縁

37
生命は惑星の一部(ⅰ頁)。地球外生命も発見されるまでは想像できない存在である可能性は高い(ⅴ頁)。もの1グラム当たりの表面積の合計を比表面積と言う(17頁)。最近、有機物ができたのは熱水噴出孔に見られる鉱物の表面というパイライト仮説が提唱されている(50頁~)。原始スープ説に対し、原始クレープ説という。パイライト表面はプラス電荷(54頁)。シアノバクテリアは30数億年前に酸素を発生しはじめ、海中や大気に貯まった(66頁)。知性の本質は予測(76頁)。 2015/01/06

WATA

37
「地球外に生命体がいるか?」という疑問をていねいに考察した本。地球の生命はどうやって生まれたか、どういう環境なら生命が生き延びられるか、という知識をもとに、地球以外の星で生命がいそうな星を探していくロマン溢れる内容。現在の有力候補である木製の衛星「エウロパ」と「ガニメデ」に向けて、惑星探査機「JUICE」の打ち上げが計画されているという。すぐに生命が見つかる可能性は低いかもしれないけれど、なにか生命の手がかりが見つかればよいな、と思う。2014/02/25

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