岩波新書<br> ヤマト王権―シリーズ日本古代史〈2〉

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岩波新書
ヤマト王権―シリーズ日本古代史〈2〉

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  • サイズ 新書判/ページ数 272p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004312727
  • NDC分類 210.32
  • Cコード C0221

出版社内容情報

日本列島に初めて成立した「国家」、ヤマト王権。その始まりはいつだったか。最初の「天皇」は誰なのか。王宮や王墓の変遷は何を物語るか――。中国の正史や金石文等を徹底的に読み込み、未だ多くの謎が残る時代の実像に肉迫する。

内容説明

日本列島にはじめて成立した全国的な統治システム、ヤマト王権。その始まりはいつだったのか。初代の「天皇」とは誰なのか。王宮や王墓の変遷は何を物語るのか―。「魏志倭人伝」など中国の正史や金石文ほか、貴重な同時代史科に残された足跡を徹底的にたどり、ひろく東アジアの動きを視野に、多くの謎を残す時代の実像に肉迫する。

目次

はじめに―奈良人からみた「いにしえ」
第1章 東アジアの倭・倭人・倭国
第2章 ヤマト王権の成立
第3章 東夷の小帝国と倭の五王
第4章 継体天皇の即位と伽耶
第5章 仏教の伝来と蘇我氏
おわりに―「飛鳥」以前、日本列島の文明化の時代

著者等紹介

吉村武彦[ヨシムラタケヒコ]
1945年朝鮮大邱生まれ、京都・大阪育ち。1968年東京大学文学部国史学専修課程卒業、同大大学院国史学専攻博士課程中退。現在、明治大学文学部教授。専攻は日本古代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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KAZOO

104
岩波新書の日本古代史シリーズの第2冊目です。ヤマト王権がどこにあったのか、神話伝説的な時代についてのまだまだ分からないことが多いのですが比較的わかりやすく説明してくれます。まあまだまだ不明な点も多いのでしょうが古事記、日本書紀、魏志倭人伝などからの類推を書かれています。継体天皇についても説明を詳しくされています。2016/01/01

saga

53
過日『古代史講義』を読了したので、今度はピンポイントで本書を読んだ。弥生時代から古墳時代を経て飛鳥時代へと進む中、日本の王権がどのように変遷していったか? 日本での文字史料が乏しいことから、朝鮮半島を含めた大陸の史書を参考にせざるを得ないのは歯がゆいところだ。せめて宮内庁が封印している古墳の学術調査を進めるべきだと思う。仏教伝来も、崇仏派の蘇我氏と廃仏派の中臣氏、物部氏の対立と、すんなり受け入れられた訳ではなかったのだ。そして古墳時代の終焉が仏教受入れを契機としたことがすっと理解できた。2023/04/09

レアル

49
史料をもとに、ヤマト王権について著者の見解を述べている。とはいえ、史料には残るが実在するか否かの欠史八代までは流し読み。古代という時代は大好きな時代なので本当に面白く興味深く読んだ。しかしそんな中でも苦手なものもあり~♪で、それは「八色の姓」が始まるまでのカバネ。この時代に限らず、時代における氏姓制度が私の場合理解できておらずいつも混乱する。そろそろこの混乱を避けたくこの辺りの記述を注意深く読んだ!2018/12/21

まえぞう

25
こういうシリーズものは全部揃えたくなるので危険ですが、高校の先輩の吉村先生の著作なので仕方ないですね。内容は、いつもの先生のご本の通り、文献と考古学上の発見をベースにしたオーソドックスなものです。2024/01/30

びっぐすとん

21
図書館本。随分前にシリーズ①を読んだので続きをと思って手に取ったが、いや~難しい。漢字も読み方も難しいし、何より人も話も入り組んでいて中国や朝鮮半島の政情も複雑、そのくせ資料は少なく信憑性は低いと、何が本当なのか・・。邪馬台国はともかく、ヤマト王権が今の天皇家に繋がるなら現代まで同じ線の上にあることになる。やっぱり記録って大事だよなあ。しかし天皇を殺しておいてお咎めなしどころかその後も権力を振るった蘇我馬子って何なの?いっそ王朝倒して自分が天皇になろうと思わなかったのか?面白いけど、この時代難しい過ぎる。2019/12/08

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