内容説明
憲法は何のためにあるのか。立憲主義とはどういう考えなのか。憲法はわれわれに明るい未来を保障するどころか、ときに人々の生活や生命をも左右する「危険」な存在になりうる。改憲論議が高まりつつある現在、憲法にまつわる様々な誤解や幻想を指摘しながら、その本質についての冷静な考察をうながす「憲法再入門」。
目次
第1章 立憲主義の成立
第2章 冷戦の終結とリベラル・デモクラシーの勝利
第3章 立憲主義と民主主義
第4章 新しい権力分立?
第5章 憲法典の変化と憲法の変化
第6章 憲法改正の手続
終章 国境はなぜあるのか
著者等紹介
長谷部恭男[ハセベヤスオ]
1956年広島市生まれ。1979年東京大学法学部卒業。東京大学法学部教授同助手、学習院大学法学部教授を経て、専攻は、憲法学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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