内容説明
「安保問題」は戦後史の一大争点である。だが、そもそもなぜ、一方的な駐軍協定というべきものになったのか。著者は、外務省の未公開文書さらにダレス文書などを徹底的に分析し、従来知られていた史料を再整理するなかで、戦後外交イメージを一変させていく。そこには「天皇外交」の姿も浮かび上がる。現代を考えるための必読書。
目次
1 日米交渉の準備はどうすすめられたか
2 吉田外交の展開―第一次交渉はじまる
3 日米交渉の帰結と波紋
4 「池田ミッション」とその背景
5 天皇・マッカーサー会見の性格
6 「天皇メッセージ」と日米交渉
7 「二重外交」―一つの仮説
出版社内容情報
「安保再定義」が声高に論じられている.だが,そもそも安保条約とは何なのか.なぜ,一方的な駐軍協定というべきものになったのか.著者は,発見された「非公開外交文書」とダレス文書を読みぬき,「吉田ワンマン外交」に解消されない新たなベクトル「天皇外交」を見いだしていく.戦後史を考え,現代を考えるための必読の書.



