岩波新書<br> 沖縄 平和の礎

個数:
  • ポイントキャンペーン

岩波新書
沖縄 平和の礎

  • 大田 昌秀【著】
  • 価格 ¥902(本体¥820)
  • 岩波書店(1996/12発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 16pt
  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 230p
  • 商品コード 9784004304777
  • NDC分類 312.199
  • Cコード C0231

出版社内容情報

1995年秋の代理署名拒否以来,戦後日本の矛盾を衝き続ける沖縄県知事最新の講演・発言集.少年時代の回想から,戦争体験による平和への願い,最高裁での証言,公告・縦覧代行の決断を語る特別インタビューまでを収録.

内容説明

沖縄を考え、日本を問う―1995年秋の代理署名拒否以来、戦後日本の矛盾を衝き続ける沖縄県知事。その心情と思想を語る講演・発言集。母を助けて働いた少年時代の回想から、戦争体験による平和への願い、行政の長としての悩み、最高裁での証言、公告・縦覧代行の決断理由と覚悟を明かす本書のための特別インタビューまでを収める。

目次

沖縄の平和と未来を考える
明るい未来を求めて
学ぶたのしさ、生きるよろこび
21世紀に向けた沖縄のグランドデザイン
10・21県民総決起大会でのあいさつ
沖縄の問題は、日本本土が変われば解決される
沖縄の未来は、本土の民主主義の力にかかっています
最高裁判所での意見陳述
公告・縦覧に応じた理由

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

skunk_c

64
資料的に読んでいたものを今回通読。『醜い日本人』『沖縄の民衆意識』など、施政権返還前から鋭い著作を残していた沖縄を代表する「革新系」学者が、大学を辞めて知事に転じ、代理署名拒否などの動きとともに、沖縄戦50年を機に「平和の礎」を作った。その時々の講演や最高裁陳述書などから、戦争体験を持ち、特にマスメディアを研究してきた「反戦平和」的な学者という出自と、地方行政の責任者としての行動にどう折り合いを付けてきたかが記されている。出版当時の1996年は「日和った」などの批判もあったが、反基地の思いは人一倍強い。2023/05/20

翔亀

39
【沖縄60】高校生で沖縄戦を体験したことから沖縄戦の研究を進めた著者は、戦後沖縄史における基地反対の有力な思想家だったといえる。本書は知事選に出馬するために琉球大学を退官するにあたっての最終講義と、知事時代の講演、軍用地強制使用をめぐるいわゆる「代理署名」問題の国との裁判記録及び本書のためのインタビューを収める。知事として、どう基地反対の思想を貫いたかのドキュメントといえる。しかし周知のとおり、最高裁で敗れ、かつ国は新たな特別法を制定することで、知事との争いに簡単に決着をつける。所詮47都道府県の1県、↓2022/01/21

二人娘の父

9
元沖縄県知事・大田昌秀氏の現役時代の講演やインタビューをまとめた著書。78年目の「慰霊の日」を前に読了。2期8年の間には少女暴行事件や普天間「返還」合意、代理署名拒否から署名へなど、様々な課題にぶちあたった、一人のウチナーンチュの苦悩と葛藤を見出すことができる。鉄血勤皇隊として生き延びた思いは、計り知れぬ。しかし「学びたい」という渇望は、本当に強かったのだと感じる。平和の礎を建立した功績は、正当に評価したい。2023/06/22

みさと

2
大田昌秀の講演・発言集。貧しい少年時代、鉄血勤皇隊の一員として味わった沖縄戦の地獄と九死に一生を得た後の学問に対する飽くなき希求の心、沖縄県知事として取り組んだ平和の礎建設について。また、米軍用地強制使用に係わる代理署名拒否めぐる裁判での敗訴、公告・縦覧代行の決断理由と覚悟などの苦悩を語る。沖縄問題は日本全体の問題であると訴え、沖縄の置かれた状況に無知・無関心な本土の圧倒的多数決によって、沖縄がいつまでも不当な処遇を受ける事態に対し警鐘を鳴らす。静かで穏やかな語りの中に、平和への信念が滲み出ている。2020/03/19

sansirou

0
元沖縄県知事大田昌秀が、自らの戦争体験(鉄血勤王隊)や、戦後の米軍による土地略奪、そして沖縄戦の悲惨さとその戦没者に対する鎮魂を込めた平和の礎、本土のための沖縄について、淡々と厳しく語っている。2012/03/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/434280
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。