岩波文庫<br> 確率の哲学的試論

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岩波文庫
確率の哲学的試論

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  • サイズ 文庫判/ページ数 287p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784003392515
  • NDC分類 417
  • Cコード C0141

出版社内容情報

フランスの科学者ラプラス(1749-1827)は,17世紀に発する確率論の業績に新しい成果を加えて統合し,「古典的確率論」と呼ばれる体系化された理論にまとめあげた.富くじに期待できる賞金は? 支払われるべき保険の額とは? 本書では身近な確率の問題が数式を抜きにして説かれ,彼の哲学的思想が明快に述べられている.

内容説明

フランスの科学者ラプラス(1749‐1827)は、17世紀に発する確率論の業績に新しい成果を加えて統合し、「古典的確率論」と呼ばれる体系化された理論にまとめあげた。富くじに期待できる賞金は?支払われるべき保険の額とは?本書では身近な確率の問題が数式を抜きにして説かれ、ラプラスの哲学的思想が明快に述べられる。

目次

確率について
確率計算の一般的原理
期待値について
確率計算における解析的方法について
確率計算の応用(運のゲームについて;等しいと想定されている確率の間に存在しうる未知の不等性について;事象が際限なくくり返されることから生じる確率法則について;現象および現象の原因に関する研究に対する確率計算の応用;多数の観察結果から選ばれるべき平均値について ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaizen@名古屋de朝活読書会

61
#説明歌 確率の加法乗法条件は独立排他条件付きで ラプラスの確率論を読み伏見康治輪講試料作成2016/05/03

Józef Klemens Piłsudski

2
現在のベイズ統計とほぼ同じ考え方が論じられていたりフィッシャーの尤度原理のはしりのような発想も見え隠れしていてすごいって思った (小並感)2017/04/05

ソーシャ

1
ラプラスによる確率論・科学哲学の古典。数式抜きで書かれているため、分かりにくい所も多いですし、数学的に難しい議論の箇所もあるのですが、ときどきラプラスの確率論についての考え方など興味を惹かれる記述があります。(ベイズ確率の基礎知識があったから分かったような気もしますけど)知識を持ってから読むと面白い本なのかもしれません。2014/03/15

らんまる

1
確率論をわかりやすく書こうとしているのだろうが、数式がない分かえってわかりにくい。2010/12/12

0
数式ないから逆に拷問。でも楽しい2014/01/20

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