ワニのオーケストラ入門

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  • サイズ B5判/高さ 26cm
  • 商品コード 9784001105292
  • Cコード C8798

出版社内容情報

王朝風の衣装できめたワニたちが,おおまじめで楽器をあつかうユーモラスなイラストに,ゆかいな解説がつきます.オーケストラの楽器の形や役割などが自然とわかる,楽しい音楽入門書.

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Natsuki

66
『カエルのバレエ入門』に続き、今度は『ワニのオーケストラ入門』♪往年の名作曲家達を思わせる御髪がっ(笑)2本足ですっくと立ち、モデルばりのポージングで、胸を張るワニの姿はここでしか見られない!?オーケストラに登場する楽器の紹介。そちらは楽器自身が語ってくれています。自分のことはもちろん、他の楽器に対する気持ちも赤裸々に(^w^)ツボだったのはヴァイオリン(ワニ押し過ぎで楽器見えてないってば)とオーボエ(口元から佇まい全体がオーボエあるある)♪ファゴットっていつからバスーンになったんだろ(´・ω・`)?2015/11/30

モリー

57
傑作❗こんな面白い音楽の本にもっと早く出会っていたら・・・。もし、子供の頃に出会っていたら、もっとオーケストラに親しんでいたことだろう。私の半世紀近い人生の中で、オーケストラの生演奏を聞いたのは一度きり。しかも、自衛隊が無料で開くコンサートの無料チケットを貰ったから、見に行っただけである。バイオリンとヴィオラの違いすら知らなかった。なんとつまらん人生だったのだろう。しかし、縁あって、この本に出会えたのだ。後ろ向きな感想はここまでにしよう。楽器の気持ちを知った今、オーケストラの生演奏を無性に聞きに行きたい。2020/07/05

Roy

37
★★★★+ 楽器達は自分に自信があります。皆その存在意義に誇りがあります。時には他の楽器を貶してまで自分を押し出します。そんなおごり高ぶった楽器達だけども、何気に他の楽器の音色は聞いているのです。それらの集合体がオーケストラであり、社会なのだとも思います。他の楽器の音色を聞き認めた上で、その楽器の誇りが生まれるのではないでしょうか。やることはやってます。ワニは寸胴でどっしりとしていました。愛らしいです、とっても。2009/08/11

syota

33
読友の方のレビューで知った本。オーケストラの楽器紹介なのだが、ワニたちがバロック風の衣装に身を固め、大真面目に演奏しているイラストが最大のウリ。直立していることと四肢が長めなこと以外はかなりリアルで、エッチング風の細密な描写が逆にトボけた味を醸し出している。眺めているだけで飽きない。文章は楽器が自らを語るという設定で、音色や役割、自らのプライドや他の楽器に対する不満までぶちまけるウイットに溢れたもの。こちらも秀逸だ。全くの初心者には若干敷居が高いと思うが、ファンならニヤリと笑って楽しめること請け合いだ。2020/08/09

ちはや@灯れ松明の火

29
美しいものには精神等見えない部分に強烈な衝撃を与える力があり、楽器は妙なる美しい音色を生み出すことができ、また強い力を有するものは時としてひどく驕慢である。誇り高さを通り越して天狗やナルシストが生息する地域に到達しそうな素晴らしき楽器たち万歳。彼らの自己紹介に丁寧に耳を傾ければ、あなたもきっとオーケストラ通…かな?『なぜワニでなければならないのか?』…そりゃ、あの360度見渡せそうな広い視野とぱっくり丸呑みの大きな口、聴衆という標的を決して逃しはしないから…かも。2009/08/22

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