岩波科学ライブラリー
わたしの病気は何ですか?―病理診断科への招待

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  • サイズ B6判/ページ数 96,2/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000295772
  • NDC分類 491.6
  • Cコード C0347

出版社内容情報

わたしのがん細胞をみたい。なぜこの診断がなされたのか知りたい。そんな患者の要望に<医療の黒子>病理医が直接応えてくれる時代がきた。体の一部から病名をつきとめる「病理診断」の現場をわかりやすく紹介する、初めての一般書。

内容説明

わたしのがん細胞をみたい。どうしてこの診断がなされたのか、知りたい。そんな患者の要望に、“医療の黒子”病理医が直接応えてくれる時代がきた。「検査」にまわされた、わたしの細胞の行方やいかに?―患者の病変をつぶさに検討し、病名をつきとめる「病理診断」の現場をわかりやすく紹介する、初めての一般書。

目次

第1章 病理医って何?
第2章 何の病気か、なぜわかる―病理診断・基礎編
第3章 病理医の現場から―病理診断・応用編
第4章 死体がおのずと語る真実―医療をチェックする病理解剖
第5章 ポストゲノム時代の病理診断
第6章 市民とともに歩む病理学

著者等紹介

近藤武史[コンドウタケシ]
1974年神戸市生まれ。1999年神戸大学医学部医学科卒業。博士(医学)。研修医、助手、教授、特命講師を経て、神戸大学大学院医学研究科講師。日本病理学会病理専門医、学術評議員。2010年からは兵庫県非常勤監察医もつとめる。水木しげるロード(境港市)にある妖怪ブロンズ像「いそがし」の寄贈者

榎木英介[エノキエイスケ]
1971年横浜市生まれ。1995年東京大学理学部生物学科(動物学)卒業。同大学院博士課程中退。2004年神戸大学医学部卒業。博士(医学)。病理医として病院に勤務する傍ら、NPOなどで科学コミュニケーションに関わる活動を幅広く行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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calaf

7
死体の解剖、一体で約25万円らしい...これくらいなら貯めておくかな? (笑) まぁ、これは最低限の事で、特殊な事をすればそれだけ高額になるのでしょうけど。病理診断科なんて初めて聞いたけど、今後増えてくるのかな???2012/01/12

psi_x

1
病理医の仕事は手先が器用でどんくさい自分にはとても大変なことをやっているように感じられる。でも病気にかかったらただ医師に病名だけ告げられるのでなく病像も眺めつつ詳しく知りたいと思うかも。2011/11/04

M

0
そう言えば貰って読んだのを忘れていた。2013/01/12

onnonn

0
病気ってこうやって決定されるのか、ってことが分かる本。この病理医という存在や役割は、知っていたほうがいいと思うし、今後脚光を浴びてくる分野ではないかとも思う。とくに大きくて厄介な病気の場合、彼らの判断ひとつでその後の治療方針や、患者の気の持ちようも変わるというもの。自分もいつかはお世話になるかもしれない。それを考えると、彼らの存在がもっと認知され、全国に普及すればな、と思う。2011/12/25

悸村成一

0
図書館本。 1102019/08/11

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