出版社内容情報
わたしのがん細胞をみたい。なぜこの診断がなされたのか知りたい。そんな患者の要望に<医療の黒子>病理医が直接応えてくれる時代がきた。体の一部から病名をつきとめる「病理診断」の現場をわかりやすく紹介する、初めての一般書。
内容説明
わたしのがん細胞をみたい。どうしてこの診断がなされたのか、知りたい。そんな患者の要望に、“医療の黒子”病理医が直接応えてくれる時代がきた。「検査」にまわされた、わたしの細胞の行方やいかに?―患者の病変をつぶさに検討し、病名をつきとめる「病理診断」の現場をわかりやすく紹介する、初めての一般書。
目次
第1章 病理医って何?
第2章 何の病気か、なぜわかる―病理診断・基礎編
第3章 病理医の現場から―病理診断・応用編
第4章 死体がおのずと語る真実―医療をチェックする病理解剖
第5章 ポストゲノム時代の病理診断
第6章 市民とともに歩む病理学
著者等紹介
近藤武史[コンドウタケシ]
1974年神戸市生まれ。1999年神戸大学医学部医学科卒業。博士(医学)。研修医、助手、教授、特命講師を経て、神戸大学大学院医学研究科講師。日本病理学会病理専門医、学術評議員。2010年からは兵庫県非常勤監察医もつとめる。水木しげるロード(境港市)にある妖怪ブロンズ像「いそがし」の寄贈者
榎木英介[エノキエイスケ]
1971年横浜市生まれ。1995年東京大学理学部生物学科(動物学)卒業。同大学院博士課程中退。2004年神戸大学医学部卒業。博士(医学)。病理医として病院に勤務する傍ら、NPOなどで科学コミュニケーションに関わる活動を幅広く行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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