出版社内容情報
160年前の「開国」から現在に至るまで,日本は,それぞれの局面において,国内政治と相互に影響しあいながら,いくつもの選択肢の中からある外交政策を選択し実行してきた.なぜその選択がなされ,結果として現在があるのか.日本外交の軌跡を検証し,今後の外交の姿を示す.好評の旧版に直近の10年を増補し改訂した新版。
内容説明
160年前の「開国」から現在に至るまで、「国民国家」としての日本は、それぞれの局面において、国内政治と相互に影響しあいながら、いくつもの選択肢の中からある外交政策を選択し実行してきました。なぜその選択がなされたのでしょうか。そしてその結果としての現在をどう考えればいいのでしょうか。日本外交の軌跡を検証するとともに、そこから見えてくるこれからの外交の姿を示します。好評の旧版に直近の「激動の10年」を増補し改訂した新版。
目次
近代日本の外交形成
“帝国”日本の対外膨張
国際協調の受容
危機と戦争の間
アジア太平洋戦争下の外交
戦前・戦後の連続・断絶
戦後外交の形成
冷戦と戦後国際秩序の模索
経済成長による外交の変容
危機とデタントのなかの自立
日本の国際化
国内政治システムの再編と外交の統合
これからの日本外交
著者等紹介
井上寿一[イノウエトシカズ]
1956年東京都生まれ。81年一橋大学社会学部卒業。同大学院法学研究科博士課程、同大学法学部助手などを経て、学習院大学法学部教授、2014年より学習院大学長、法学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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