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リスク学入門〈1〉リスク学とは何か (新装増補)

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  • サイズ A5判/ページ数 217p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784000284769
  • NDC分類 369.3
  • Cコード C3336

出版社内容情報

リスク社会を生き抜くために,リスクガバナンスやリスクコミュニケーションなどの観点から,諸分野に跨がる総合的学問の基礎づくりをめざしたシリーズ.3.11大震災を受けて,激甚な複合的災害を射程に入れた論考を増補した.

内容説明

リスク社会において、そもそもリスクはどう定義されるのか。また、個々のリスクを最小限にしつつ、互いに拮抗するリスクをどのように調整していくのか?経済学・法律学・社会学・科学技術など、各学問領域に通底する新しい学問として、リスクマネジメントの総合化・体系化を目指す。そのための問題の発見と整理を行なう、シリーズの総論。冒頭に編者全員の共同討論を置き、リスク学に関係する主要文献の解題を付す。

目次

共同討論1 リスク論からリスク学へ
第1章 経済学におけるリスクとは
第2章 リスクと法
第3章 リスクと福祉社会
第4章 リスク解析とは何か
第5章 環境リスクの考え方
共同討論2 リスク学の再定義と再構築―3.11を踏まえて

著者等紹介

橘木俊詔[タチバナキトシアキ]
ジョンズホプキンス大学大学院修了。Ph.D.同志社大学経済学部教授。経済学全般・労働経済学

長谷部恭男[ハセベヤスオ]
東京大学法学部卒業。東京大学大学院法学政治学研究科教授。公法学(憲法)

今田高俊[イマダタカトシ]
東京大学大学院社会学研究科博士課程中退。学術博士。現在、東京工業大学大学院社会理工学研究科教授。社会システム論・社会階層論

益永茂樹[マスナガシゲキ]
東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。工学博士。横浜国立大学大学院環境情報研究院教授。環境科学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まゆ@読書垢

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リスク学を総論的に概観する本でした。全体として言えることは、現代人は自由を広く享受するようになったことに伴い、生活のあらゆる場面で自分でリスクを引き受けなければならなくなった、しかし、科学技術などは市井の人が自分でリスクを判断するにはあまりにも高度になりすぎており、そのギャップをどう埋めていくのか、誰が責任を取るのかということが今後のリスク社会の問題の核心になってくるのかなという印象を受けました。2017/02/19

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