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日本語方言形成論の視点

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  • サイズ A5判/ページ数 157p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000242783
  • NDC分類 818
  • Cコード C3081

出版社内容情報

日本語の地域差は,何によって,どのように形成されるのか。社会的背景の影響,意味変化の過程,感動詞の方言形成という,いずれもこれまで全国規模の事例研究の乏しかった視点から掘り下げる。新進気鋭の著者が,方言形成論の新たな理論構築に向け,具体的な事例の分析を通して,課題と今後の方向性を指し示す。

内容説明

日本語の地域差は、何によって、どのように形成されるのか。社会的背景の影響、意味変化の過程、感動詞の方言形成という、いずれもこれまで全国規模の事例研究の乏しかった視点から掘り下げる。新進気鋭の著者が、方言形成論の新たな理論構築に向け、具体的な事例の分析を通して、課題と今後の方向性を指し示す。

目次

第1章 序論
第2章 社会構造の地域差と方言形成―「シャテー(舎弟)」を例として
第3章 民俗儀礼の変遷と方言形成―「葬式」の名称を例として
第4章 意味変化の地域差と方言形成―「スガリ(蜂)(蟻)」を例として
第5章 意味変化における位相差と方言形成―「スガル(鹿)」を中心として
第6章 感動詞の歴史と方言形成―失敗の感動詞を例として
第7章 感動詞の成立と方言形成―痛みの感動詞を例として
第8章 結論と今後への提起

著者等紹介

澤村美幸[サワムラミユキ]
1980年生まれ。2004年東北大学文学部卒業、2010年同大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。現在、日本学術振興会特別研究員(PD)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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