内容説明
ノーベル賞作家にして稀代の語り部ガルシア=マルケスが、長年の親友である作家・ジャーナリストのメンドーサを相手に膝を交えて語り尽くす、自らの生い立ちや文学への目覚め、若い頃の習作時代、いかにして『百年の孤独』は生まれたか、そして成功後の名声がもたらしたもの、…。作家と作品をより深く知る上で必読のエピソードが満載の、一九八二年、幻の名対談。
目次
生い立ち
家族
仕事
自己形成
読書と影響
作品
待機
『百年の孤独』
『族長の秋』
現在
政治
女性
迷信、こだわり、嗜好
名声と著名人
著者等紹介
ガルシア=マルケス,ガブリエル[ガルシアマルケス,ガブリエル] [Garc´ia M´arquez,Gabriel]
1928年、コロンビアのアラカタカ生まれ。現代ラテンアメリカ文学を代表する作家。82年、ノーベル文学賞受賞。ボゴタ大学法学部中退後、新聞『エル・ウニベルサル』『エル・エスペクタドール』などで記者を務め、特派員としてヨーロッパ各地を取材する
メンドーサ,プリニオ・アプレーヨ[メンドーサ,プリニオアプレーヨ] [Mendoza,Plinio Apuleyo]
1932年、コロンビアのトゥンハ生まれ。作家、ジャーナリスト。パリのソルボンヌ大学で政治学を学ぶ。フランスでコロンビア大使館の一等書記官を務めつつ、ジャーナリズム関連の仕事をする。コロンビアに帰国し、ガルシア=マルケスとともにキューバ国営通信社プレンサ・ラティーナのボゴタ支局に勤めた後、ジャーナリストとして活躍。国内のジャーナリズム賞を多数受賞
木村榮一[キムラエイイチ]
1943年、大阪生まれ。スペイン文学・ラテンアメリカ文学翻訳者。神戸市外国語大学イスパニア学科卒、同大学教授、学長を経て、神戸市外国語大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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キジネコ
zumi
梟をめぐる読書
erierif
アーちゃん