出版社内容情報
ついに真作発見か?1990年アイルランドでみつかった「キリストの捕縛」。17世紀ローマで描かれた絵がいかなる経緯でかの地に眠ることになったのか?はたしてそれは本物なのか?権謀術数めぐる現代ヨーロッパ美術界を舞台に、“聖なる人殺し画家”最大のミステリーに迫ったノンフィクション。
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かもしか堂の本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
シリウスへ行きたい
21
小説の面白さは、あまり感じなかった。最後まで、読んだのは、永く所在不明、もとからなかったなど言われながらも、ちょっとしたことから、イタリアからアイルランドまで行っていた。その流れと、歴史的背景、絵画好きの人々の動きや気持ち、私も、カルヴァッチョとの出会い、たまたま、モローの「サロメ」を見て、感動、そして、それがカルヴァッチョへと導いてくれた。キリスト教の教えと文明的出会い、ヨーロッパ人がヨーロッパであることの基礎であるキリスト教、無宗教とか神はいないとか、いろいろ。日本人には、仏教、それはほんとうか2022/06/21
Aki
9
以前読んだ「盗まれたフェルメール」は、事件を通じてフェルメールを綴る内容だったが、本作は消えた作品の発掘をめぐる時に偏執的な絵画の専門家達の生々しい群像を活写している。単に名画の天文学的な経済価値ではなく、美術史に名を残す為の執念や怨念などに加え、真摯な探究心もさらりと爽やかに描く。イタリアからアイルランドに至る風土の違いまでも感じられた。掘り出し物と感じる佳品。2023/01/11
よみ
7
私に美術の専門知識やヨーロッパの常識があれば、もっと楽しく読めたと思います…。カラヴァッジョの絵は好きなので、もっと勉強したいと思います。2017/03/18
OKKO (o▽n)v 終活中
6
図書館 ◆月末のカラヴァッジョ展詣でを前に、あまりにカラヴァッジョを知らないので自主的に強化週間開催中 ◆えええっこれってホントにノンフィクション?! と何度も確認してしまうほどドライブの利いたストーリー展開。「事実は小説より奇なり」とはまさにこのこと! ◆前半の主人公(?)であるフランチェスカがラウラとともに行なうはまさに美術史研究者の基本のキである「一次資料の探索」。ああとてもじゃないが私にはこんなことできない、こんな度胸は探したってどこにもないんだ……とビビッてひるんでへこみつつイッキ読み2016/03/19
やえもん
5
実話なのかと思うような内容で、ミステリーを読んでいるようでした。美術の世界にちょっと足を踏み入れてしまった!2012/03/30




