岩波講座 ロボット学〈1〉ロボット学創成

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  • サイズ A5判/ページ数 192p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784000112413
  • NDC分類 548.3
  • Cコード C3350

内容説明

日本初、世界へ―。知能ロボット、ビジョンシステム、認知科学、文学。世界が注目する第一線の研究者、科学の本質へ想像力豊かに迫る作家が、新しい学の構想と展望を語る。読者は本書を通じて、ロボット学誕生の瞬間に立ち会える。ロボットという未来にともに参加しよう。

目次

1 はじめに
2 ロボットの進歩と課題(ロボットの黎明期―1960~1970年代;ロボットの発展期―1970~1980年代 ほか)
3 インビジブルロボティクス(ロボットの応用―3次元ビジョンシステム「アイビジョン」;「仮想化現実」 ほか)
4 ロボット学の基礎概念(情報処理機械としてのロボット;メディアとしてのロボット ほか)
5 ロボット共存社会とヒューマニティ(ロボット社会は必然か?;人とロボットの未来社会を描く ほか)

著者等紹介

井上博允[イノウエヒロチカ]
1942年生まれ。東京大学名誉教授。独立行政法人日本学術振興会監事。独立行政法人産業技術総合研究所デジタルヒューマン研究センター研究統括。2004年3月まで東京大学大学院情報理工学系研究科教授。専門は、ロボティクス全般、メカトロニクス、知能情報システム

金出武雄[カナデタケオ]
1945年生まれ。カーネギーメロン大学教授。独立行政法人産業技術総合研究所デジタルヒューマン研究センター長。専門は、コンピュータビジョン、ロボティクス、マルチメディア

安西祐一郎[アンザイユウイチロウ]
1946年生まれ。慶応義塾長。専門は、認知科学、情報科学、知的社会基盤工学

瀬名秀明[セナヒデアキ]
1968年生まれ。作家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はゃゃ

0
「ロボット工学」でなく「ロボット学」創成、なのである。何といっても目を見張ったのは、本書の半分以上を占める、作家の瀬名秀明による部分。現象学や倫理学と絡めつつ、メタ総合科学としてのロボット学を位置づけているのが印象的だった。技術者倫理等にも触れており、ロボットを学ぶために最初の一冊として勧めたい。2014/08/22

azur

0
小説家の瀬名さんだけ浮いているかと思いきや、綺麗にまとめられていた。しかし、専門家からすればどうなのだろうか。2010/12/26

かふう

0
×2008/10/06

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