出版社内容情報
民主化，人権擁護，国家間の協調と平和の創造といった課題に持続的な成長を保ちながら応えるためには，どのような条件が必要なのか．国際機関，国家，市民の関係と役割を問い直し，新しい政治システムのあり方を追究する．
目次
１ 開発と国家（開発主義・国民主義・成長イデオロギー；発展途上国の開発と民主化―韓国の事例を中心に；社会主義における国家と開発；女性にとっての開発―インドネシアの家族福祉運動の場合）
２ 貧困・人権・援助（発展途上国の貧困と人権―フィリピンにおける貧困の深淵；開発援助と民主主義；ＮＧＯ、ドナー、国家―開発をめぐる新たなダイナミクス；「知識は力なり」―開発と援助の経験に学ぶ）
３ 開発と平和（グローバリゼーションと開発；軍事技術開発と平和の創造；国際機構による平和への取り組み―平和構築のアプローチを中心に）
