出版社内容情報
たった1個の受精卵からさまざまな生物の形ができあがっていく不思議さ．この発生の謎が，ここ10年ほどの間に，次々と解き明かされてきました．発生の鍵を握る物質アクチビンを発見した著者が，発生学の歩みと新しい展開をやさしく紹介します．
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
芝柏 太郎
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再生医療やiPS細胞等、生物の成長や発生に関する研究に注目が集まっています。生物の成長と発生については、今までに多くの研究者がその仕組みの解明に取り組んでおり、ノーベル賞を受賞した研究者も存在します。現在注目が集まっている発生学において、「アクチビン」という物質を発見した著者が、発生学の歩みやこれからの展望をやさしく紹介している入門書です。2012/06/22
