フェルマーの最終定理・佐藤‐テイト予想解決への道

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 117p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000066174
  • NDC分類 412.3
  • Cコード C3341

内容説明

素数の演じるさまざまな現象や実例を通して類体論や非可換類体論とは何かをわかりやすく説明する。さらに非可換類体論の進展がなぜフェルマーの最終定理や佐藤‐テイト予想解決に結びつくのかについて、その背景を丁寧に解説する。類体論から非可換類体論へと大きく転換しようとしている現代整数論の躍動が浮かび上がる。

目次

第1章 フェルマーからの流れ(フェルマーの最終定理;フェルマーが開いた類体論 ほか)
第2章 類体論とは(平方剰余の相互法則;2次体における素数の分解 ほか)
第3章 非可換類体論とは(類体論を越えて:非アーベル拡大;類体論を越えて:楕円曲線 ほか)
第4章 ガロア理論と類体論・非可換類体論(ガロア理論の心;ガロア理論の主定理 ほか)
付録

著者等紹介

加藤和也[カトウカズヤ]
1952年生まれ。1975年東京大学理学部数学科卒業。現在、京都大学大学院理学研究科教授。専攻は数論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。